2009/03/02

Edvin Martonとフィギュア・スケート

それにしても月日の経つことの早いもので・・・(゚∀゚ ;)タラー
いつの間に、三月へと突入。

ほんのつい最近まで冬だとばかり思っていたのに・・・(´・ω・`)
といっても北海道はまだ雪に覆われてますが。
北国にはまだ春の訪れはないようです。

冬といえば、ウィンター・スポーツですよね

札幌では小・中学校ではスキー授業なんてものがあるんですよ。

帯広のほうに行くとスケートになるそうですが(母親談)

昔はけっこうわたしもスキーをしていたんですが、
今はほとんど暇がなくていけません (ノД`)シクシク

なので、もっぱらスポーツ観戦のみになってしまいました 


特に冬スポーツの代表といえば、いまはフィギュア・スケートですよね (≧▽≦)
浅田真央選手をはじめとする日本人選手の活躍で、
フィギュア・スケートの人気は一気に急上昇!
来年のバンクーバーオリンピックでのメダルが最も期待されている競技だと思います。

わたしも去年から今年にかけてフィギュアをずっと見てました。
そして、見ているうちに↑のCDが聞きたくなり、i-podに入れて聞いてました

ロックヲタの自分からは考えられないほどのクラシック
といっても、これでもけっこうクラシックは好きなんですよ。
もっともEdvin Martonはクラシックというよりもイージーリスニングに近いと思いますが。

でも、なぜフィギュアを見てこのCDを聞きたくなったかというと、
フィギュア・ファンの方はもうわかるかと思いますが、
このマートンの曲が選手たちのプログラムに使われているんですね。

なかでも特に有名なのは、このヒトですが。
↓↓↓↓↓


ごらんの通り、荒川静香さんと同じトリノ五輪で
男子シングルの金メダルに輝いたエフゲニー・プルシェンコ選手です。

彼はトリノ五輪でマートンの作曲した曲を使用し、見事金メダルを獲得しました。

わたしがフィギュアにはまるきっかけになったのも、トリノ五輪でこのヒトを見てから。
そして、マートンの曲を聴くようになったのも、
このヒトがプログラムで彼の曲を使用していたからなんです。

2006年当時はほとんどフィギュアに興味がなく、
浅田真央選手の五輪出場年齢制限問題でニュースになっていた時でさえも、
まったく興味がありませんでした。

そもそも冬のスポーツでメダルなんて取れるとは思っていなかったので、
完全にアウト・オブ・眼中状態だったんです。

しかし、ウチの父親は逆にスポーツ観戦ヲタ
とりあえずどんなスポーツでも日本人が出ているスポーツなら片っ端から見るので、
トリノ五輪開催期間中もせっせとビデオを撮ってました。

で、結局皆さんもご存知の通り、日本人がメダルを獲得したのは
荒川静香さん一人だったのですが、当時わたしはまったく彼女の演技を見ていなかった
恥ずかしい話なんですが…

日本人ではじめて金メダルを獲得した競技を見ておかなきゃさすがにやばいだろうと思い、
父がとりだめしていたビデオを見ることにしたわけです。

そのビデオには女子だけではなく、男子も録画されていました。

最初に演技者は高橋大輔選手。
そういえば、高橋選手もメダル候補だったなと思い、
みてたんですが、けっこうミスが多く、
世界一だといわれているステップにもどこか精彩を欠いている。

これではメダルはだめだなと思い、次のヒトの演技を見ました。

それがまた…、とてつもない宇宙人、もとい「神 (・∀・)キタ!!」だったんです!

「SUGEEEEEE(゚Д゚)EEEEEEEEE!!」

なんじゃこりゃ~ ガ━━━( ゚д゚ ;)━━━ン ってカンジですよ、まさに。
どう考えても、3回転ジャンプを飛んでいるとしか思えない4回転ジャンプや
高橋選手のステップなどかすんでしまうほどの細かいステップ!!!

「ぎゃー、このヒト、宇宙人や、神や、ヘンタイや!!!

日本人、メダル取れなくて当たり前じゃん。゚(PД`q。)゚。」って 思ってしまいましたよ。

それ以降プルシェンコ選手のファンになってしまって

彼のプログラムを見るようになったんですが、

すごいんだ、これが (≧∇≦)キャー♪

すべてが神がかっていて。

こんなヒト、日本には絶対出てこない

まさに社会主義体制が生み出した魔物そのもの (;^ω^A

実際プルシェンコ選手は「ソビエト連邦の最後の遺産」と呼ばれているそうです。

いくつか紹介すると



マートン編曲による「Godfather」。2006年のユーロ選手権より。
このときインフルエンザに感染し、39度もの熱があったそうです。
それをカンジさせないほどの気迫の演技。はっきり言って脱帽です 


↓の動画は、↑のCDから3曲を編曲して使用した「tribute to Nihjinski」



まさにニジンスキーが乗り移ったかのような神演技
ファンのあいだでも最高演技と褒め称えられているプログラムです。
2004年、ロシア国内選手権より。
2:30ごろからのステップが圧巻 

ちなみに、彼はこの演技で芸術点6.0を
ジャッジ全員からもらうという離れ業をやってのけてます ( ̄▽ ̄;)


またプルシェンコ選手はEXも非常に面白く、個性的なプログラムがたくさんあります。
いちばん有名なのは、これ↓ですね。



とちゅう、金パンツ一枚になってストリップダンスを踊るさまはもう…
芸人としてもやっていけるのではないかと思えるほど 。゚(゚^∀^゚)゚。
観客も解説者も大喜び 
ちなみにこのときまだ18歳…(((=ω=)))ブルブル

そして、

彼のスケート芸人への道はまだまだ続くのであった。(っ`・ω・´)っフレーフレー!!!