2008/09/29

EMOとは何ぞやーその2

私がemoとはなんぞやと聞かれて
おススメするのは、jimmy eat worldというバンドです。

とりあえず、彼らのアルバムを聴くのが一番かと。
でも、最近のアルバムはかなりemo色が薄まってきているので、
できたら90年代に出たアルバムがいいです。
特に『clarity』はおススメです。
以前にもこのブログに書きましたが。

そして、emoと聞かれて、
必ずといっていいほど取り上げるのは、↓の曲



このLucky Denver Mintこそ、
emoの基本要素がすべてつまっている曲だと思います。

juneさんへのレスにも書いたように、

泣けるメロディ



思春期の甘酸っぱさを思い起こさせるキラキラ感

が最もよく現れているかと思います。

この二つの要素がemoには重要な要素のような気が…
(だからcureのキラキラ感がemoだと混同されてしまうんですね)

もちろんこのバンドもはじめはハードコア出身のバンドだったらしいです。
しかし、幾たびかの音楽的試行錯誤をくりかえして、
こういう音楽スタイルを確立したようです。

その背景にはweezerの影響や
new wave(特にcure)の影響もあるかと思います。

前述した①から④のどの要素を組み合わせるか
そして、どの要素を強調させるかによって
emoバンドの音楽的スタイルは変わってきます。
ハードコア色が強くなるとscreamoになるだろうし、
逆にnew wave色が強くなると
アコースティックな落ち着いたメロディを基調とする
ネオ・アコ系のエモ(ビューティフル・エモ)
というジャンルに分かれていくかと思います。

では、emoというジャンルはどれだけ音楽性の幅が広いのか、
それは次回に。