2008/02/24

砂の詰まった口


ITSでいろいろと音楽を探ってたら、思わず買っちゃった。
だってさあ、笑えるぐらいthe cureなんだもの。
VHS or BETAraptureのときも度肝を抜かれたけど、
このfeeding fingersはさらに上を行くすごさ。
もう初期cureのダークで、ダウナーな音世界を見事に体現しております。
またVo.のロバスミ度も非常に高い。
あの”気だるさ”まできちんと表現している。
raptureのルークは、同じロバスミの歌い方に影響を受けているといっても、
どちらかというと、彼の神経質な叫び声を発して歌う部分を強調しているのに対し、
このバンドのVo.は、彼の投げやりな歌い方のほうに強い魅力を感じているよう。

いやー、それにしてもすごいよね。
アメリカのインディー・バンドのcureへの影響力。
ロバスミそっくりさんがゴロゴロいるんだから。

ロバスミの声をはじめて聞いたとき、
こんなへんな歌い方をする人は世の中には一人としていないだろうなと思ったのですが、
よもや彼の歌声を真似される日が来ようとは。
しかもゴロゴロいるんですわ。
きっとアンダーグラウンドになればなるほどその率は高いに違いない。

ほんとcure、恐るべしです。

ちなみにおススメはmouth filled with sandという曲です。
faithのころのcureに激似でございます。
my spaceでも聴けます。

CD買おうと思ったんだけれども、HMVやamazonではすでに売っておりませんでした。
欲しい方はITSに行ってダウンロードしたほうが良さそうです。


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