2008/01/21

PICK UP:the cure その④ 影響を受けているのは欧米人だけじゃない!!!

では、早速↓のINDEXにしたがってはじめていきたいと思います。

実は、the cure、洋楽だけではなく邦楽の分野でも
けっこう色んなアーティストに引用されています。

で、昨年、ネット上で話題になったことがありました。
実は去年、一度のせていたのですが、
まとめてthe cureのことを紹介したかったと言うことがありまして、消去してしまいました。
ですが、非常に興味深い内容だったので再びUpしたいと思います(改訂してあります)。

実は昨年、このような記事を偶然発見しました。

ただスピッツの『群青』は、イントロが僕の大好きなザ・キュアーの『フライディ・ アイム・イン・ラヴ』に似すぎでした。アルペジオのピッキングパターンは超そっくりだし、 コード進行は1つ違うだけ。たまたまかもしれないけど…。でも、すごくいやしてくれる 曲だったから許します(笑)。

もうびっくりしまくり!!!
あのスピッツが???と思い、さっそく聴いてみました。 →こちらからどうぞ。

うーん、どうなんでしょうね・・・。
確かにギターのアルペジオやコード進行は似ていると思いますが、
「超似すぎ」ってわけでも・・・。
さすがに全部同じだったらヤバイんで、
少しはアレンジをくわえなければとメロディーを変えたのかもしれませんが。

で、スピッツが引用していると思われる元ネタの曲がこちら

マーティも言っているthe cureの『フライディ・ アイム・イン・ラヴ』です。
フジに来たときもやっていました。大盛り上がりでした。
日本人が特に好きな曲みたいですね。

実は、草野マサムネさん、以前あるサイトで、
『フライディ・ アイム・イン・ラヴ』をリクエストしていたんですよ。
きっとこの頃から、この曲をずっと聴いていたんでしょうね。
『群青』を作っているときに、この曲からアイデアを得ようと考えていたに違いありません。
草野さんも、この曲の持つ独特のキラキラ感に特別な魅力を感じていたんだと思います。
日本じゃあthe cureを知ってるやつはほとんどいないし、
少し借用してもいいかなと思ったりして(爆)。
でも、アメリカ人のマーティにはばれちゃった。
この曲、アメリカではたいそうヒットしましたからねえ(笑) 。
草野さんも、思わぬ人から指摘されて驚いてることでしょう。

ねね、すごいでしょう?
スピッツみたいな大物バンドまでもが、cureの曲をひそかに引用しているんですよ。

皆さんはあまりご存じないかもしれませんが、
実は日本のバンドの中にも、cureをリスペクトしているバンドやミュージシャンは多いんです。
いくつか例を挙げると、
まずは浅井健一。
彼は7月28日のフジロックに出演していたのですが、前日のcureのライブに見に来ていたそうです。
たいそう盛り上がっていたとか。
音楽的には、ソロになってからはそれほど感じられないんですが、
以前結成していたブランキー・ジェット・シティというバンドにはけっこう影響を受けた曲がありました。
なかでも『ジョン・レノン』という曲は爆笑。まんまcureの『boy's don't cry』。
『boy's don't cry』は名曲として名高い曲なので、引用したくなる気持ちも分かりますが・・・。

あと有名どころでは、ラルク・アン・シエル。
hydeとtetsuは以前からcureが好きだと公言していました。
『dive to blue』はcureの『just like heaven』のパクリではないかと密かに噂されていたほど。
hydeのボーカルスタイルはcureのロバート・スミスに影響を受けているかと。
曲の中にも、これってcureだよね???と首を傾げたくなるようなものがけっこうあったりします(笑)。

V系はけっこうcureが好きなバンドが多いみたいです。

なんでもcureは日本の初期のヴィジュアル系に多大な影響を及ぼしているそうです。
ヴィジュアル系の元祖のひとつといわれているBUCK-TICKはcureの大ファンだったとかで、
何でも一時期the cureにそっくりのメイクをしていたことがあったんだとか。
音楽的にも近いものがあるんでしょうか。
その辺はよく分からないんですが。
でも、日本のヴィジュアル系がcureの影響を受けたことは確かのようです。
英雑誌にも以前、cureは日本のgothic rock(おそらくヴィジュアル系だと思われる)に
影響を与えたと書いてあったんで、海外でも同じ認識があるのでしょう。

日本人リスナーの知名度は低くても、アーティストにはけっこう評判のいいバンドなんです。
プロのミュージシャンの視点から見て彼らの音楽を素晴らしいと評価しているということは、
音楽的にも非常にレベルが高いということを示しているかと思います。
決してヴィジュアル先行の、よくある日本のV系のバンドではない。
非常に志の高い音楽を作っている。

でも、いちばん驚いたのは、マーティ・フリードマンがcureを大好きだということ。
てか、アメリカ人ってホントcure好きなんだな。
こんないかにもメタルな、cureなんて聞かなそうな人が、
好きだって言うんだからなあ。
しかも、初期の暗黒系の曲じゃなくて、
よりによって最もポップな曲を選ぶところあたりがもう・・・笑っちゃいます。
いやあ、アメリカ人、なかなか奥が深いです(笑)。

ぎゃー((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル


また見つけちゃいましたよ。
何でも「キモおいしい第二弾」だそうで。
こちらはチョコレートではなく、あんこ味。
はっきりいってこっちのほうがキモい。つーかグロい( ̄ロ ̄;)
確かにリアリティという点ではカブトムシの幼虫には勝てないけれども、
色彩のグロさはこちらが上。キモいです!

それにしてもいったいどうしてこんなものを作る気になったんだろう。
何でもこの「虫」を作っているお店、秋田の老舗の和菓子屋さんらしいんだけれども、
ここまで細部にこだわって作るってのも…。老舗の意地なのか? 
でも、こんなことに意地を見せても仕方がない気がするんですが…。