2008/04/26

ホンマかいな?


4月にはいってからめちゃ忙しくて、自宅のPCを起動させる暇もなくて、
なかなか更新ができずにいるんですが、
久しぶりにcureの老舗ファンサイトを見たら、
シングルの発売日程が決まったみたいですね。
なんでも今年9月とか。
アルバムはそれ以降ということかしら?
シングル先行発売みたいな形になるのかな?
発売日程については情報が錯綜して、二転三転しまくってたけど
まあ、今年中にはアルバムが出るのは間違いないみたいだし、
首を長くして待ちますか。

てか、『the only one』って既出ですか?
ヨーロッパ・ツアーでも出てない曲だよね?
どんな曲なんでせうか?
新曲はアルバム収録のみになるのかな?
どれもいい曲だったけど。

それにしても、
『chain of flower』さんって情報早いですよね~。
cureサイドがリークしてるのかな?
シングルのアートワークもまだオフィシャル・サイトとかで出てないよね?
なんかすごいんですけど。
NINのファンサイトも見習ってほしい。

2008/04/25

トレントさん・・・(涙)



なんの予告もなしにいきなりオフィシャル・サイトにて曲を発表。
トレントさん、いくらなんでも唐突過ぎ。
こまめにファンサイトでNINチェックしてるけど、
でも、ファンですら知らなかった突然の発表に驚くばかり。
あのさ、最近、こういうパターン多くありません?
確かにレーベルとは縁を切ったおかげで、
好きなときに好きなだけ曲を発表できるってのはいいんですが、
ファンは情報をつかむのにひじょーに困るんですが…。

で、肝心の曲なんですが、個人的には好きです。
『ghosts』といい、最近落ち着いた感じの曲が多いような…。
でも、わたしはどちらかというと
『with teeth』あたりのノリのよい(ていうか、大衆迎合的な)曲よりかは
『hurt』や『la mer』のような曲が好きなんで
これはこれで全然問題ないです。

個人的にはちょっとデペッシュ・モードのテイストがはいっているかな~と。
なんかダンスぽい要素がありますよね。クラブ・ミュージック的な。
まあ、トレントもクラブでかかることを意識して作っているとは思うんですが。
お得意のインダストリアルの風味はかなり薄れてるなー。
より電子的な、というか初期のアナログな感じの
エレクトロっていえばいいんでしょうか、
そういう感じにシフトしてきてると思いません?

だけどさ、このビデオはどうにかならんものか?
あれだけ映像に他の追従を許さないほどのこだわりを見せるトレントさんが
こんなおざなりなPV作っていいの?
どっかの素人が作ったみたいな雑なアニメーションが気になってしょうがない。
曲の美しさをぶち壊しまくってるよ。
狙ってやったのかもしれないけど、それでも、これはひどすぎ。
改めてPVを作ってくれることを希望。
トレントさん、お願いします。

ちなみに新曲『displine』はオフィシャルサイトでダウンロードが可能です。
もちろん無料です。トレントさん、太っ腹!

追記:
↑で『displine』を『hurt』とかと比べちゃったけれども、
改めて聞いてみて、『hurt』とぜんぜん違いすぎ(激汗)。
どちらかというと、『head like a hole』や
『the hands that feeds』に近い、
キャッチーな感じのポップソングです。
このときは、一聴しただけなんで、
こんなへんてこりんな感想になっちゃいました(汗)。

2008/04/20

Jesus and mary chain


以前、今年のサマソニはろくなのが来ないとかぬかしましたが、前言撤回。
スイマセン。わたしが間違ってました。
ひそかにQOSAとかdeath cab for cutieとか、spiritualizedとか来るんですね。
ぎゃあ、見たいかもー。
でも、もっと強力なメンツがほしーな…。NINとか(結局そこかい!)。

前回、オジサン、オバサンしか喜ばないバンドしか来ない的なことをいいましたが、
だからといって決して、『嫌い』というわけではないんですよ。
むしろ、ジザメリなんかはすごく好きで、見てみたいバンドのひとつでもあります。
もちろん、今年フジに来るマイブラも。

ただね、『再結成』というのに興味がないのですよ。
こういう時代を象徴するバンドというのは、
その時代にいたからこそ素晴らしいバンドなのであって、
解散して、そのあとお金のために再結成するのはちょっと興味がないわけ。

で、ジザメリも『再結成』した後ではなく、
解散する前に見たかった
思うのですよ。
もし自分が10年早く生まれて、自分が高校生ぐらいのときに彼らが来てたら、
絶対見に行ってたかもしれない。
そっちのほうがライブも絶対に素晴らしいと思うから。
エッジをなくしてしまったバンドのゆるーい姿を見たくないんです。
神聖化している分、よけいに。

わたしが一番好きな彼らのアルバムは『psyko candy』じゃなくて、
↑の『honey's dead』。
個人的にはこれがいちばん、彼らの才能のピークに達した、最も成熟したアルバムだと思う。
インダストリアルなテイストを盛り込みつつも、
メロディがポップでひじょうに聞きやすく、素晴らしい。
ノイズとメロディの配分が絶妙。
当時の流行を意識していたのか、ところどころシューゲイザー風な曲もある。
どうしてトレントがこのバンドを好きになったかのかもよく分かる。
大学1年生のの頃、よく聞いていたアルバムでした。

ジザメリって分類的にはどうなんでしょうかね?
シューゲイザーなんでしょうか? でも、マイブラとはちがう気もする。
なんか独自の音楽スタイルを持っているような…。
スイマセン、勉強不足で。
80年代のバンドってホント独特というか、色んな音楽スタイルを持ったバンドがたくさんいて、
そのバンドがここに独自のカラーを持っているといった感じで、
分類不可って感じがする。いや、そもそも何かに分類しようというのが、まちがっているのですが。
でも、このアルバムはひじょうに聞きやすいアルバムでもあるので、
ジザメリをはじめて聞いてみたいという人にはおススメのアルバムなのではないでしょうか?
とくにNINの『year zero』が好きな人にはおススメです。
興味のある方はぜひ聞いてみてください。





Events by Eventful


ブログを一週間以上も放置してしまった…。
忙しさのあまり、なかなか更新できず。
cure特集をやりたいのですが、まとまった時間が取れなーい!!!!
4月ということもあって、飲み会やら食事会やらが毎週のようにある。
それに、勉強もやはり大変です(涙)。
自分で決めたことだけど、思いっきり後悔。
しかも、3月ほとんど勉強してなかったから、条文の大半を忘れてしまってる!
ぎゃぼっ! めちゃめちゃやばいんですけど…。

それでも、なんとか今週は無理やり更新する予定です。
cureの特集もまとめてやります。
で、去年23年ぶりに日本にやってきたのですが、
単独公演というわけではなかったので、祈願単独公演!ということで、
これを見た人がいたら、とりあえず『demannd it!』のところをポチっとクリックしてくだせぇ。
理由は考えなくてもいいです(汗)。英語読めなくても、とりあえず押してください!
たのみまーす!

2008/04/12

日本盤発売決定!


スイマセン。しばらくNINネタは続きます。
かねてから噂されていた『ghostsⅠ-Ⅳ』。
日本盤でも発売されます。6月ごろです。
ヨーロッパやオーストラリアでは4月に発売されますが、
日本はちと遅れて6月になる模様です。
HMVのオンラインストアで予約を承ってます。

で、特典映像があるかどうかなんですが、未定。
でも、DVDとかはついていないみたいです。
よくわかんないんですが。
もし特典映像とかついてなかったら、
素直にアメリカ盤買おうなかと思ったり。

delax edisionも捨てがたいからな~。75ドルのやつ。
たぶんオフィシャル・サイトで売ってるのを買うことになるとは思うんですが、
あの限定盤はさすがに日本では販売されないよな~。
もし日本でも販売予定があれば、即購入するんですが。

なんかね~、外国のサイトでものを買ったことがないんで、すごーく不安なんです。
送料の問題だったり、カードの問題だったり、
引き落とされるときはどのときのレートが使われるのかとか。
本当にいろんなことが…。
根が小心者なんで、欲しい欲しいと思いつつもなかなか買えないでいます。

みなさんはどうやって海外のサイトで買ったりするんですかね~。

2008/04/11

フクザツ…


先日何気にITSを覗いてたら、こんなものが…。
なんでもレディへがNUDEのリミックスをリスナーに好きに作ってもらおうと、
リミックス・キットを販売してるじゃないですか?!

ちょっと待てよ…。
これって、トレントがこの前year zeroでやってたのと同じやつじゃ…。
もしかして、パ○リ???
しかもなんでわざわざITSで?
詳しくはオフィシャルサイトでって書いてあるけどさ…。
なんかフクザツ…。というか、釈然としない。

だってさ、NINは去年からずっとやってたわけだよね。
ファンに好き勝手にリミックスしてもらおうと
オフィシャルサイトで特設HPを開設してやってたんだけどさ。
このバンドはそのトレントがやっていたことと同じことをやろうとしてるわけだ。
トレントはHP限定にしていたものを、
このバンドはITSでわざわざ大々的に売り出して、
さも『自分達は革新的なことをやってる』みたいな風をよそおって。

いいですよ。別にね、きっとトレントはこういうことをされたってなにもいわない。
根は優しいヒトだからね。
だけどね、ファンとしてはひじょうに複雑というか、
はっきりいって憤りがおさまらないわけですよ。

だってね、トレントがファンのためとか、もっとみんなを楽しませようとか思って
一生懸命考えたアイデアを、
このレディオヘッドってバンドは、なにも考えもせずに、
ただトレントがやっていたものを横から見て、
これっていいアイデアじゃんって思って、掠め取っただけなんですよ。
それを、さも自分たちがいちばん最初に考えましたみたいな、何食わぬ顔をして
ITSみたいな巨大な、最も権力があるストアで売り出しちゃうんですよ。
ファンのために楽しんでもらいたいみたいなことをいって。
そんな厚顔無恥なことが許されるっていうんですか?
信じられない! 信じられないよ!

これが『世界一革新的な』バンドがやることなの?
それを、やっていいことなの?
昔から気にはなっていましたよ。
レディへは時勢を読むのがひじょうに長けたバンドだってことはね。
ほかのヒトはあまり気づいていないようだけれども、
レディへが『革新的』でいられるのは、
マドンナ並みの速さで時代で最も先端的な音楽をいち早く取り入れて、
それをわかりやすく解釈して、大衆に聞かせているんだってことは。
それが、シガー・ロスとかステレオ・ラブとかならまだ許せてた。

でもね、NINのアイデアをこういう風にとっちゃうってーのはどうかと思う。
だってさ、たとえNINが最初にやったとしても、
トレントはこのことをマスコミには大々的に宣伝しなかったし、
特にレーベルがなくなってからは、
本当にマスメディアに対しての露出というのがなくなってきてるもん。
きっと記事にも取り上げてはくれないんですよ。

だけど、レディへがやれば大々的に取り上げるから、
みんな、『やっぱレディへだ!』とかいって大喜びするんだろうけど、
じゃあ、最初にやったトレントはどーなるの?ってことですよ。

なんか、釈然としない。ずっと胸にもやもやが続いてる。
きっと納得いってないのは、ファンだけだろうけど、
でも、なんかレディへに対する失望感っていうのは否めない。
こんな『どろぼう』みたいなことをするバンドだったなんて…。
すごいショック…。トレントがかわいそう過ぎます。

2008/04/10

ギャー、『closure』!!!!

更新がなかなかできない(涙)。
ガッコーが始まって、授業のこととか単位のこととか、
奨学金のこととか、そういう雑事に日々追われていて、
PCを開く暇さえない。
それどころか、先日とどいたばかりの『closure』を
毎日のように見てるから、よけい更新できない…(激汗)。

closure』というのはなにかというと、←の写真ですが、
NINの初期から中期にかけてのPVやライブ映像が収録されたものです。
ファンのあいだでは傑作映像集とされていて、
初期NINのライブの生々しい映像や、
放映禁止のPVなどが多数見れます。

私はすでにVTRで入手済みだったんですが、
あんまり見すぎて、テープがおかしな状態に。
巻き戻すたびに、きゅるきゅると異音が…。
このままだとテープがいつ切れてもおかしくない(激汗)!
ということで、ずっとDVDでほしいと思ってたんですが、
なんせ古い映像集なので、DVDで発売されていない!
ということで、新しいVTRを買うべきかと迷っておりましたところ、
運よく、DVDでの発売が決まりまして、
さっそくHMVのオンラインショップで購入しました。
ちなみに日本盤はありません。ブラジル製で、リージョン・フリーです。

最初PCに入れたとき、『ごぉぉぉー』という激しい音がして、
PCががたがたゆれだしたの。
壊れてるんじゃないかと思った。ブラジル製ってコワいな。
こういう時日本製って安心する。
外国製のDVDって買ったことなかったんで、よけいヒヤヒヤ。
外国製のDVDってみんなこんな感じなんでしょうか?

でも、DVDっていいですね~。
自分が見たい映像を瞬時に見れるものね~。
VTRだったらわざわざ巻き戻して、早送りをしてってしなきゃなんないでしょ?
私が大好きな『the perfect drug』や『head like a hole』とかが
すぐに見れるものね~。これをDVD化してくれた会社に感謝。
でも、注意書きのところは少なくとも英語で書いてほしかったです。

でね、まあ、DVD化されたということで、
久しぶりに一通り見ましたよ。
いつもはですね、好きなPVやライブしか見ないんです。
どうしてかといいますとね。
NINのPVにはかなりエグいものとかもあって、
直視するのに耐えないものもあるんです。

で、見ちゃいましたよ。3年ぐらいぶりに『happiness in slavery』を。
いやー、いつ見てもエグいね。
性器丸出し(当然修正はない)の全裸の男性が
拷問機(?:攻め具かな?)にかけられている途中で、トレントにミンチにされちゃうの。
その映像がこれまたグロいんだ。その辺の3流ホラー映画よりもずっとグロい。
興味のある方はyou tubeでご覧ください。
外部リンクはしません。探してみてください。
当然未成年は見れないのでご注意を。

NINのPVはね、特に初期から中期にかけてのものは、かなりきわどいものが多く、
当然MTVより放送禁止にされたり、修正されたりしています。
『closer』も普段MTVとかの特集で放送されているものは修正バージョンです。
sin』や、さっき説明した『happiness in slavery』は
修正どころか、放送さえされたことはありません。

ちなみにこの映像集は、素顔のマリマンも見れます。
意外にというか、本当にフツーの青年です。
初めて見た時、マリマンかどうかさえわからなかった。
海外のファンサイトを見て、はじめてあれがマリマンだと思ったぐらいで…。
ちゃんとクレジットもされているのにね…。
なにがいいたいかというと、それぐらいフツーすぎて分からなかったと。

とにかくお宝映像満載です。
ボウイとの共演映像なんかも見れます。
舞台裏映像も満載で、NINファンにはたまらないものとなっております。
でも、最近ファンになった人には意外って思うかも。
最近のトレントは『大人になった』というか、おとなしめですものね。
より大衆向けになったともいえるのかもしれないけれども。
昔の過激だった頃の彼がなつかしい。
少なくともわたしはやんちゃしてた頃のほうが好きかな。
特にキーボードを必ずといっていいほどこわしてた
デストロイヤーなトレントが好き。
あと、粉まみれになったり、泥まみれになったりとか(笑)。

VTRはすでに廃盤になっているので、入手は困難ですが、
DVDではフツーにHMVで売っているので、
興味のある方はぜひ入手してみては?

2008/04/09

まいう~~


父の知り合いの方からの沖縄土産。
その名も『紅いもタルト』。
タルトと書いておりますが、早い話が紅いものスイートポテトなんだけど、
でもフツーのスイートポテトとはちがって
あまり甘くなくて、でも、ちゃんと紅いもの風味が残っていて、
これがとーってもおいしーの。

こういうおみやげ物の洋菓子って、
腐らないようにたいていは洋酒を入れたりしてるものなんですが、
このたるとは洋酒の風味がきつくなく、それどころか、入っていないと思う。
だからよけい紅いもの風味がきちんと出ていて、味がすごくしっかりしてる。
どうやって防腐加工してるんだろ? その技術もすごいと思う。

ほとんど一人で食べちゃいました。
何でも沖縄土産でも一、二を争うほどの人気商品で、しかも値段も手ごろ。
ネットでも販売してるので、
お取り寄せしようか真剣に考え中です。

2008/04/06

カバー集:Enjoy The Silence 編

ゴス・メタル特集で、
lacuna coilのenjoy the silenceのカバー
you tubeで探してたら、まあ、いっぱいあること、あること。
たくさんのバンドがこぞって、カバーしておりました。

ということで、Enjoy The Silenceのカバーしたバンドを
いくつか紹介と思います。
かなりしょうもないカバーも多数。
それぞれ聞き比べて笑ってみてくださいませ。

って、いう前にEnjoy The Silenceって何?
超基本的なことを分かっていない人がおられると思うので、
少しだけ説明しましょう。
PICK UPにもそのうち取り上げたいと思っているんですが、
Depeche modeというイギリスのバンドがおります。
日本ではまったくの無名です。本当に悲しいぐらい。
知名度のなさは、たぶんcureを下回るのではないかと思います。
エレ・ポップ系のバンドなのでロキ○ンでも取り上げないどころか、
最近ではクロス○ートでもアルバム評すら載せなくなっている状態。
はっきしいって、日本の洋楽雑誌の恥まる出しとなっております。

このバンドはcureと同じように、欧米では大御所。
リンキン・パークを初めとする数多くのバンドがリスペクトする、
伝説的なバンドでございます。
マリマンやジョニー・キャッシュですら彼らの曲をカバーしている。
そればかりではありません。
Depeche modeがいなかったら、NINは存在することさえなかったでしょう。
もしNINが存在したとしても、たぶん全然別な音楽になっていたかもしれない。
それぐらい、後代に与えた影響は絶大。

何度もいいますが、UKロックが好きだとかいっているUKオタクのヒトに限って
こういう重要なバンドをまったく知らない(というか、聞いたこともない)。
ありえないと思います。恥だと思ってください。
オアシスとかレディへとか、ベビシャンあたりを聞いて、
アタシってなんてUK好きなの! とか思ってるあなたのことですよ!

いや、いや、話が逸れました。本題に入りましょう。
で、ゴス・メタル特集をやっといて、
肝心なバンドを忘れてないかと思われた方もいらっしゃったのではないでしょうか?
いえ、いえ、忘れてはおりませんよ。
ですが、正直、あんまり好きじゃないんです。
紹介するのもためらわれるぐらい(激汗)。

きっと、彼らのカバーを聞いたら、
私のいっていることが納得していただけるはず。
ということで、ゴス・メタル界の帝王、HIMによるカバーを。



正直、キッツいなぁ。
確かに、デペッシュはゴスにも大人気だよ?
でもさ、ここまでゴスにしなくても…。
ゴス・メタルというよりは、そのまま、もろゴス。
cureもそうなんだけど、こういうバンドのカバーって
何か勘違いしてるんだよね。
三流ゴス・バンドのカバー集なんかもそうだけど。
勝手にゴスなテイストにしてくれちゃってさぁ。
彼らがね、生き残れたのは『ゴス』だったからじゃないの。
デペッシュの場合は、内なる神との対話と内省という彼らのテーマがあり、
それが彼らの耽美的な音楽と結びついて、孤高の世界観を作り上げてるの。
その辺を勘違いしてはいけない。
でも、HIMはそれをわかってないんだな。だめカバーの代表になっちゃった。

で、ちなみにこれはカバーではないんですが、
リンキン・パークのマイク・シノダによるリミックス
かなり好感が持てます。まあ、リンキンらしくヘヴィ・ロックテイストですが。

これも余談ですが、NINというかトレントも
デペッシュのリミックスをいくつか手がけております。
walking in my shoesだったかな。barrel of a gunだったかもしれない。
ごめんなさい、ちょっと曲名忘れました。調べときます。

次は、Tori Amosのカバー。



うん、これは彼女らしいカバーですね。
ピアノの弾き語りなんですが、ピアノというよりもキーボードのようにも聞こえる。
音にエフェクトというか、処理をほどこしてありますよね?
確か、このカバーは彼女のカバーアルバム集にも収録されてるはず。
ニルバーナやエミネムもカバーしているので一聴してみては?
なかなかおもしろいですよ。

おつぎは、Keane。



これは、どうなのかなぁ?
可もなく不可もなくって気がするなぁ…。
彼らの世界観を描ききるにはちと力量不足の気が…。
頑張ってはいると思うんだけどね。
静謐な音の佇まいは好感が持てます。


次は、Anberlinというバンドによるカバー。ちょっとわかんないこのバンド。
たぶん無名。というか、うちは知らない。もししっている方いたら情報を。



このバンドはかなり正攻法でカバーしてるなぁ。
特にアレンジに変化はないんだけれども、
でも、原曲の魅力を損なわず、彼らのバンドとしての個性もきちんと出している。
でも、それがかなり功を奏し、好カバーに。
この↑の三つのカバーの中で一番好き。

ほかにもいろいろあります。
これ以上紹介するときりがないので。
いろいろと探してみてください。
まだまだおもしろいカバーもあります。

ちなみに、↓はマーティン自身によるセルフ・カバー。



この曲、というかデペッシュの曲は、
デイブじゃないとだめじゃないかと思ってたけど、
マーティンでもぜんぜんカッコイイ。マーティンって歌うまいんだね。
実際、デペッシュの曲でも何曲かは彼が歌ってるのがあるんだけどさ。
でも、ライブを見てうまさをはじめて実感しました。
ごめん、マーティン。だけど、髪、ヘンだよ(汗)。

2008/04/05

GOTHとは何か:番外編―勝手にゴス・メタル④

これでゴス・メタル特集は最後です(笑)。

数年前から、すごく気になっていたゴス・メタルバンドがあって、
それを取り上げなくては、終われない!
というので、the Rasmusの紹介を。


はい。 ↑の写真の人たちです。
またまたフィンランド出身の、ゴス・メタル若手有望株です。
『ケラング!』なんかにも特集されていたりしてます。
欧州では人気があるみたいです。

何よりも私が驚いたのは、このボーカルさん。
だってどーみても、このヒト、ロバスミでしょ?
絶対、ロバスミだよ…。
最近、new wave revivalの影響からか、
声のロバスミそっくりさんはたくさんいますが、
見た目まで真似するヒトがでてくるとは…。
しかも、微妙なところまでそっくり…(激汗)。
ちなみに、彼はラウリ君というらしいです。
「君」と呼んでますが、れっきとした年上です。
1979年生まれらしいです。もうすぐ30…。
でも、童顔のせいか見えない…。 ↓↓↓↓↓↓

↑のアップ写真をご覧ください。
なんかさ、ビョークとロバスミの隠し子みたいじゃございません?
御大…、いつの間にビョークと…。 いや、ちがうけど・・・。
ちょっとアジアン・テイストが。やはりフィンランド系って証拠でしょうね。

ちなみにフィンランドときいて、
金髪碧眼のバイキングを思い浮かべる方が多いと思いますが、これは間違い。
もともとフィン人というアジア系の民族によってできた国なんですね。
豆知識ですが。だから、結構東洋人っぽい顔立ちの人も多いんです。

私はずっとラウリ君のことを、フィンランドのロバスミとひそかに呼んでます。

音楽的にはどうかというと、けっこーフツーです。
メタルというよりは、ハード・ロックよりかな~。
結構美メロ系のバラードとか作ってるし。
museやレッチリが好きということもあって、
前回に紹介したnightwishよりもオルタナよりでずっと聞きやすい。
私も割りと好きです。
これならアルバムを買ってもいいかなと思うぐらい。



↑:結構いい曲でしょ? まともというか。至極まっとうな音。
  ある意味面白みがないとも言える。でも、美メロが非常によろしい。


ちなみに↓は、ロバスミ御大。いつアルバム出るんでせうかね?

2008/04/03

GOTHとは何か:番外編―勝手にゴス・メタル③

まだまだゴス・メタル特集は続きますよ(汗)。すいませんね~。
でも、気になりだしたらとことん追求しないときがすまないたちで…。
もう少しだけお付き合いください。

で、次に紹介する男女混声ボーカルのメタル・バンドはLacuna coil
イタリアのゴス・メタルバンドでございます。
このバンドは、たぶんいちばんevanescnceに近い。
前回紹介したwithin temptationより聞きやすいかも。
デビュー曲はかなりエヴァに近い感じ。

メンバーのクリスティーナ嬢(何歳だろ?)も
エイミー嬢に似た感じの、美人さんというよりは、かわいい系。
ちょっとコワいんだけどね。でも、好感は持てます。

でも、このバンドもエヴァよりも早いデビューなんだよね。
同じメタルバンドでも南欧系のためか、独自色がある。
エレクトロの要素が強かったり。
すこしだけKornぽいというか、ヘヴィ・ロックの影響もある。
実際、デペッシュ・モードの『enjoy the silence』もカバーしております。
個人的にはあんまし好きじゃない。
メタルっぽくはないんだけど、アレンジがどうも…。

ゴス・メタル、デス・メタル系のバンドも
depeche modeやcure好きな人がなぜか多いです。
depeche mode、cure=ゴスという図式があるからなんだろうか。

↓の曲のタイトルをはじめてみたとき、NINのカバーかと思った。




お次は、北欧メタルの雄、Nightwish
キャリアも長いようで、人気もかなり高いです。
まあ、なんとyou tubeの再生回数の多いこと。
すでに950万件を上回っております。 ↓↓↓↓↓



でも、このバンド、どうもボーカルが脱退してしまったようで、
↑のPVに登場するヒトは、最近新しく入ったボーカルのようです。

フィンランド出身ということもあって(そうなのか?)、
ボーカルのオネーサン(アネットさんというらしいんですが)がビョークに似てる(笑)。
まるでビョークがゴスの格好をしているよう(爆)。↓↓↓↓↓
似てますよね、絶対。はじめビョークかと思いましたもん。

しかし、古参のファンのあいだではあまり評判がよろしくないようです。
前ボーカルのターニャさんのカムバックを望む声多し。
↑のヒトですね(汗)。すごいコワモテというか、
どっかのヤンキーみたいなんですけど…( ̄ロ ̄;)
でも、この方の歌唱力、かなりすごいようです。
こちらで見れますが、確かに男性と引けをとらない存在感(^^;
高音域のボーカルを駆使して、高らかに歌い上げてます。

それよりも、気になったのは男性のボーカルのヒト。
長髪をふり乱して歌うのはいいんですが、すごくコワい。
てか、ひと昔前のヘア・メタルのヒトっぽいんだけど…。すごく浮きまくり。

曲はゴス・メタルというよりは、純粋にメタルって気がするなー。
↑のPVは、witiin temptationっぽくヨーロッパの古民謡とミックスさせてるんだけど、
ターニャさんがボーカルをとっていたやつは、だいたい純粋なメタルっぽい。
まあ、歌い上げてくれますこと。歌謡曲だよ。歌謡曲。

追記:
これ書いている最中にlacuna coilのオフィシャル・サイトを探そうとして
google検索かけたら、オフィシャル・サイトを開くと
『コンピューターに損害を与えるおそれがあります』と書かれてあったんですが…
なんかあるの? コンピューター・ウイルス? こわー。

2008/04/02

GOTHとは何か:番外編―勝手にゴス・メタル②

前回の続きなんですが、
で、さらにダメダメなのが、彼女達のファッション。
特にシャロン姐のファッションがダサすぎる。
シャロン姐は↓の写真のヒトですが。 すごく綺麗なヒトなんですよ。
かなり端正な顔立ちで、こころなしかモニカ・ベルッチに似。
でもね、服が超ダメダメなの。↓のはまだましなんですが、

↓の服装はちょっと…。ビミョーな感じ。
おしゃれをしようと努力してるのは認めるんですが、
それがあまりうまくいってない気がするんですよね。
すごく美形なんで、どんな服でも似合わないことはないけれども、
でもこういう端正すぎる顔立ちのヒトって
見方によってはひどく古くさく見えるじゃないですか。
ひと昔前の美人って感じで。
しかも、その美形に濃ゆーいメイクをさせると
よけい古くさく見えてしまうという悪循環。
もっと彼女の元の顔立ちを生かしたメイクと
着こなしをしてほしいものです。



そういうことを考えたら、evanescenceのエイミー嬢はかなりファッショナブル。
↓の服なんてすっごくかわいい。ゴスロリみたい。
いや、ゴスロリの女の子達よりもかわいい(汗)。
彼女は日本人の感性に合うおしゃれをするというか、
日本のファッションにすごく影響を受けているような気がする。


だって↓の写真の彼女ってチョー着こなしうまくない?
すっごくお手本にしたいんですけど。

レギンスとスカートの組み合わせもいいし、
ボリュームのあるスカートに対してトップスを控えめにするところもベスト。
日本のファッション雑誌にも出てきてもおかしくないような気が…。

ほかのメタル系のバンドがだめでも、evanescenceなら聞けるというのは
そういうヴィジュアル面も深く関係しているように思うな。

もちろん、彼女達の音楽も大好きだけど。
同じメタルでも、エイミーはどちらかというとKornなどのヘヴィ・ロックの影響が強いから、
(たぶんメタル不人気のアメリカでは、メタル色が強いとウケないと思われる)
さほどメタルを強く感じることなく聞くことができるんだよね。
それとbjorkの影響も強いと思う。
そういう部分も私的にはすごく聞きやすい要素となってるかも。

2008/04/01

GOTHとは何か:番外編―勝手にゴス・メタル①


以前数回にわたってgothを特集していたんですが、
そういえば、同じゴスでもゴス・メタル(またはデス・メタル)は
紹介してなかったなーと思い、
番外編としてちょろっとだけ紹介したいと思います。

といっても、メタルの分野にはまったく精通しておりません。
節操なしといわれるほど他ジャンルを聞いておりますが、
唯一入っていけないのが、メタル系で…(『buurn!』に載ってるバンドね)。

ここで紹介するのもかなり的をしぼって、
限定して紹介したいと思います。

と同時に私が開拓しようとして
挫折した「どうして私はメタルが好きになれないのか」
という感想にもなっております。

過去に幾度も挑戦して、
何度も失敗しているにもかかわらず、
どうしてふたたびチャレンジしてみようと思ったのは、

最近、evanescence熱がふたたび浮上しまして、
アルバムを聞いてたら、
ひょっとしたら他の同傾向のメタルもいけるんじゃないかと
思うようになりまして、
かねがね気になっておりました
欧州のゴス・メタル系のバンドをいくつか聞いてみようかと。

で、いちばん最初に紹介するのは、within temptation
オランダを初めとする欧州大陸で絶大な人気をほこるゴス・メタルのバンドです。
evanescenceが世界中でブレイクしてからというものの、
男女混成メンバー(特に女性または男性との混声ボーカルとなっているもの)
バンドに注目が集るようになり、
日本やアメリカにも盛んに紹介されるようになりました。
彼女達はevanescenceよりも活動が古く、
実はデビューして10年ものキャリアをほこるベテラン。
母国オランダで出したアルバムが記録的なヒットを生むなど、
たぶんオランダでは国民的なバンドなのでしょう。

どういう音楽傾向にあるかというと、 平たくいえばシンフォニック・メタル
欧州系のメタルの王道ですね。
クラッシック音楽とメタルを融合させた壮大な音楽が売りです。
そして、紅一点のシャロン・デン・アーデル姐の艶やかな容姿とハイトーンボイス。
エンヤ・ミーツ・メタルといったところでしょうか。
歌はエイミー嬢よりもずっとうまいです。
彼女は広い音域を駆使することができて、かなり高いオクターブも出せる。
キャリアも長いから、ライブにも安定感あり
アルバムとほぼ同じ声を出すことが出来ます。

しかし、いかんせん、どうも好きになれない(汗)
メタルってデス・メタルにしろ、シンフォニック・メタルにしろ
ジャンルに限らず、メタルそのものが好きじゃない。
きっとwithin temptationでもだめ。
私の限界はたぶん、evanescenceどまり。

好きになれない最大の要因は、
曲の構成がはっきりしすぎているから。

私が洋楽を好む最大の理由は、
ひじょうに「即興的」な部分があるから。

洋楽ってverseとchorusがはっきりしない曲って多いじゃないですか。
つまりAメロ、Bメロ、サビとかがはっきりしてないんですよ。
そういうところが、邦楽の歌謡曲にないものを感じて、
すごく好きなんですが。

だけどさ、メタルってぶっちゃけ「歌謡曲」なのよ。
こういうメロディではじまって、こういうサビがきてって
曲の展開が容易に読めてしまう。
しかも、小・中学校とピアノを習っていて
なまじっかクラシックの素養があるから、
よけい曲の展開がわかっちゃうんですよ
そうするとね、聞く面白みがなくなってしまうんですよ。
全部聞かないうちに展開が読めてきて、
しかも、それがピタリと当てはまるから、
驚きもなくてつまんないって思っちゃう。

このバンドもね、おおむねそう。
展開がね、分かり安すぎるんですよ。
しかも、ケルティック・ミュージックっていうんですか。
ああいう古民謡的なメロディとメタルを融合させてるの、
あれね、すっごく古くさく聞こえるの
なんかひと昔前のメタルって感じ。
欧州ではそれなりにウケるんだろうけれども、
少なくともウチはだめだなぁ。

さらにだめなのは、ヒップホップの要素が入っていないことなんだろうな。
まあ、メタルはだめだっていったけれども、
90年代中期にかけてアメリカで流行った
nu-metal-つまり、ヘヴィ・ロックならぜんぜん聞けるんですよ。
どうしてかというと、ヒップ・ホップの即興性
―ライムの挿入が様式美に陥りがちなメタルの音楽を切り崩してくれるから


あんまりヒップ・ホップ聞かないくせに。
でも、ヘヴィ・ロックはかっこいいって思っちゃう。
欧州系のメタルは総じてヒップ・ホップの影響を受けていないがゆえに
(もちろん文化的にヒップ・ホップはないからなんですが)、
聞いててすごくキツいんだな。

聞いてて耐えられたのは、↓の曲だけでした。

within temptation-Memories