2008/02/29

夏の花・心願の国


高校生の頃、マニアックな小説ばかりを読んでいた。
他の子たちが太宰やら村上春樹やらにハマっていたなか、
自分だけマイナーな作家を読むことがマイブームになっていた。
伊藤整、野間宏、夢野久作など。
そして、この原民喜もその一人だった。
↑の写真は、彼の作品の一部を収録した短編集。

広島での被爆体験を持つ筆者でなければ書けない、
終末を思わせるような描写が特に眼を引いた。
私が彼を知るようになったのは遠藤周作を通じてなのですが、
なんでも遠藤は、原民喜の自殺に衝撃を受けて小説を本格的に書くようになったそう。
↑の作品には彼の遺書が掲載されていて、
当然遠藤のことも記されています。

この前押入れを整理していたら、偶然この本が眼にとまり、
思わず読み返してしまいました。

今改めて読んでみると、
高校生のときに読んだのとはずいぶん違う印象を受ける。
やっぱ高校生のときはよく分かっていなかったところがあったんだな。
いまになったようやく彼の書きたかったことが分かったような気がします。

最近日本文学全集とか読む人が少なくなってるから、
こういうマイナーな作家にスポットライトが当たることはないけれども、
良作を残している作家は多いです。
そのほとんどが絶版になっていますけれども、
ブック・オフとかにはフツーに100円で売ってるので、この機会に読んでみては?

2008/02/28

SUMMER SONIC 08

SUMMER SONIC 08にて
とうとう今年の出場バンドが発表されたのですが…。
正直いってビミョー…。
別にcoldplayなんて見たくないし。
嫌いってわけじゃないんですよ。アルバム全部持ってるし。いい曲書くし。
でもさ、彼らってライブ下手なんだよね。you tubeでしかみたことないんだけれども。
クリス、ほとんど声出てなかった。演奏もあんまりうまくないし。
verveとかピストルズは私にとっては終わったバンドというか、
おじさん、おばさん世代のバンドというイメージしか(すっ、すいません)…。
たぶん去年フジにcureが来たときも、
私以外の多くの同年代の人が感じたことなんだろうけれども。
見たいのがpanic! at the discoしかないっていうのも…。
こんなことなら2005年のサマソニに行くんだったー。
なんてったってNIN出てたし。でも、あの時はお金がなかったんだよねー。
スクールに行くために全部使っちゃって、まったくの無一文だったからなー。
適性試験の準備やら何やらで忙しかったし。
考えてみれば、去年よりも一昨年、その前の年のほうがもっと勉強してたかもなー。

やっぱり今年もフジかなー。
誰が来るんだろう・・・。
イギリスのバンド中心っていうけれども、
正直最近のイギリスのバンドってあんま興味ないんだよね。
アクモンとかもあまり好きじゃないし。
オアシスも嫌いじゃないけど、もっと前に見たかったって思うし(いわゆる全盛期に)。
まあ、その前に試験期間にかぶってるからいけねーだろっていうのがもっとも切実なんですが…。

うーん、なんか、海外フェス・バブルのあおりを食らってる気がするなー。
ここ数年、欧米ではフェスが乱立していて、人気バンドを確保することに
フェス主催者が躍起になってる
んだって。それで、非常にギャランティも高騰してるんだとか。
そういう裏事情を知ってたから、去年cureがフジに来るって聞いたときは驚いたんだよね。
日本では無名だけれども、欧米では超大御所。ギャラだって破格でしょ? 
安いギャラで来るわけないって思ってたもん。
海外のフェスのサイト見てもラインナップが確定しているところがちらほらあるけれども、
メンツ見ただけでもホント豪華だもんね。
日本とは比べ物にならないって感じ。
どうすんだろーね、これから。
日本のフェスも正念場に来ているのではないだろうか。

2008/02/24

砂の詰まった口


ITSでいろいろと音楽を探ってたら、思わず買っちゃった。
だってさあ、笑えるぐらいthe cureなんだもの。
VHS or BETAraptureのときも度肝を抜かれたけど、
このfeeding fingersはさらに上を行くすごさ。
もう初期cureのダークで、ダウナーな音世界を見事に体現しております。
またVo.のロバスミ度も非常に高い。
あの”気だるさ”まできちんと表現している。
raptureのルークは、同じロバスミの歌い方に影響を受けているといっても、
どちらかというと、彼の神経質な叫び声を発して歌う部分を強調しているのに対し、
このバンドのVo.は、彼の投げやりな歌い方のほうに強い魅力を感じているよう。

いやー、それにしてもすごいよね。
アメリカのインディー・バンドのcureへの影響力。
ロバスミそっくりさんがゴロゴロいるんだから。

ロバスミの声をはじめて聞いたとき、
こんなへんな歌い方をする人は世の中には一人としていないだろうなと思ったのですが、
よもや彼の歌声を真似される日が来ようとは。
しかもゴロゴロいるんですわ。
きっとアンダーグラウンドになればなるほどその率は高いに違いない。

ほんとcure、恐るべしです。

ちなみにおススメはmouth filled with sandという曲です。
faithのころのcureに激似でございます。
my spaceでも聴けます。

CD買おうと思ったんだけれども、HMVやamazonではすでに売っておりませんでした。
欲しい方はITSに行ってダウンロードしたほうが良さそうです。


feeding fingers - Google 検索

2008/02/23

工事中・・・、のはずなんですが。

そろそろこのテンプレートにもあきて、新しいのにしようと頑張ってるんですが、
なかなか新しいのに書き換えられない。
なんどやってもエラーが出ちゃうんですよね~。
一時的にちょっと文字化けしたり、
ウィジェットがなくなったりすることがあるかもしれません。
なるべく今日中に新しいのに切り替えます。


追記:
新しいのに変えてみたんですが、どうでしょうかね?
かわいいと思ったんですけれども、見づらくないですか?
見ている人はちょっと疲れてしまうかな~と。
もし見づらかったら遠慮なくいってください。
速攻で変えますので。

2008/02/22

すげーな、4tour


ここを見てて、びっくり。
すごいね、cureの4tour。ソールド・アウト続出じゃないですか?
ベルリンの会場は狭すぎて、広い会場に変更になったというし。
まさに「」なバンドなんだな。彼らは。

できれば、ニュー・アルバム出してから日本に来て欲しかったよ。
でも、フジみたいな会場だったらきびしかったろうな。
die hardなファンがいるわけじゃないから、セットリストも新譜中心の曲構成にはならないしね。
向こうのセットリストを見ても、フジのときと似たような構成のときもあるけれども、
それでも、新曲やら『play for today』があったりするのは、すごくうらやましい。

今年はレディへも日本に来るらしいし。苗場に来るかどうか分からないけれど、
日高さん曰く「今年は日英交流150周年」だから、日英のバンド中心の構成でいくんでしょ?
なら、レディへとか来るんじゃないの? 
でも、そうしたらNINは確実に来ないよな~。アメリカのバンドだしね。
まあ、去年来たから絶対来ないだろうけれども。
てか、ウチ、今年苗場にいけるかどうかも分かんないよ。
確実にテスト期間かぶってるし。去年はたまたま空いてたから行けただけで。
それを考えるとおそろしーです。やっぱ今年はサマソニか?

澁澤龍彦幻想美術館

明日(というか今日か)は久しぶりにバイトもなくて、休めるということだし
大量に更新しますよ~!
とういことで、久しぶりに本の紹介を。
この本は、先日某大型書店に行ったときに
一目惚れしてしまい、2700円という値段だったにもかかわらず即買いしました。
(法律の本に比べれば十分安いんですが…)
澁澤は大好きな作家の一人で、河出文庫を中心にほとんどの作品を読んでいるのですが、
この本の存在はまったく知らなかったというか、ノーマークで
こんな本が売っていたのかとすごくびっくり。
そして、更に驚いたのは、澁澤の書斎の写真があること。
ページが観音開きになっていて、部屋の全部が見れるようになっているんです。
一部しか見たことがなかっただけに、うれしい驚きというか、
それだけで、2700円分の値十分というか、おつりがきてもおかしくない。

わたし、本当に澁澤の部屋に憧れていて、
ずっと前から自分の部屋もああいう部屋にできたらなあってずっと思っているのですよ。
少しでも彼の部屋に近づこうと、貝をたくさん集めたり、蝶の標本を置いたり。
ちなみにウチの父は蝶の標本を作るのが趣味で、
わざわざ東京の専門店まで行って標本の道具を買ってくる熱の入れよう。
そういうこともあって、家にはたくさん標本があるのですよ。
で、父から少し融通してもらったり。
もうスゴイ状態なんですけれどもね。
小さい頃から本が大好きな上に、母親も本の虫だから、ウチはまるで図書館状態。
本の収納に大変困ってます。
ちなみにウチの部屋の一部を紹介すると ↓↓↓↓↓


これは自分の部屋の本棚の一部なんですが、もうほとんど収納できなくなりつつなっております。

で、押入れの中もどうなっているかというと ↓↓↓↓↓


もう文庫だらけ。1ヶ月に少なくとも10冊は読むから、すぐに本で一杯になっちゃうんですね。
これでもだいぶ読まなくなったほうなんですよ。
中学、高校のときはもう一日一冊のペースで読んでたときもあって、ホントすごかったというか。
ウチってちょっと変わってて、いわゆるプレステとかああいう家庭用ゲーム機というものを
買ってくれなかったんですよ。それに、あまりおもちゃも買ってもらえなくて、
ただ一つ買ってもらえるのが本だったというわけで。それで本好きになっちゃった。

自分の読んだ本ってなかなか処分できない。あれもこれも大事だからって取って置いちゃう。
自分がどれだけ知識を身につけたかを目に見える形で置いておきたいんでしょうね。
本棚見ると安心するもん。で、法律関係の本を合わせるととんでもないことに。
まだ他にも日本文学全集やら世界文学全集、ブリタニカを初めてする百科辞典集が2,3種類あって
もう家中本だらけでございます。
ひそかにどこか一室を書庫にできないかと画策中ですが、実現は程遠いです。

なんだかんだいいつつも・・・



これ見てたらさ、やっぱなんだかんだ言いつつもNINはいいなーと思って
DVD引っ張っり出してきて全部見ちゃった。
やっぱカッコイイよね、姿かたちが変わっても、トレントはカッコイイ!
10代に好きになったものは、一生好きでいるんだろうな。
文句を言ったりしつつも、そのとき感じた純粋な気持ちっていうのは続くんだねー。

どうも『with teeth』辺りからNINの方向性に疑問を感じて、ちゃんと聴けないでいるんですよ。
もちろん今も。まともに聴けてない。『year zero』も。
いや、悪くはないですよ。でも、5年半ものブランクがあっただけに期待もデカかったというか。
しかも、リアルタイムで初めて買ったアルバムだっただけに余計…。
『fragile』のようなものを期待してたわたしとしては…。
NINの良さってアメリカの悪口をいいたくても面と向かってはいえず、マンソン教団の屋敷の壁に向かって『アメリカ死ね~』っていうだけの勇気しか持てない内向性だと思っていたのに、
いきなり肉体改造した上に、『sing along eveybody~』とか歌われた日には
もうどう考えていいかわからないですよ。

いやね~、いつかはNINをちゃんと取り上げたいと思ってるんですよ。
書きたいことはいっぱいあるしね~。
でも、最近出た2枚のアルバムの折り合いが自分の中でついてないんで
もう少し時間が必要なのかもしれません。
そうはいいつつも、嫌いになることはできないんだよな~。

2008/02/21

PICK UP:the cure その⑤-3:あの大物アイドルも注目?

                     (ホントにコラボするの?)

去年の春頃だったかと思うのですが、実はアメリカの音楽界をにぎわせた記事がありました。
どういう記事だったかと言うと、こちらで詳しく見ることができるのですが、
なんと我らがロバスミがあのアメリカの大物アイドル、
アシュリー・シンプソンとコラボレーションをする
というではないですか。

もちろんこれは単なる噂で、彼自身その噂を否定していたんですが、
まだその噂が完全には消えていない様子で、
それどころか最近ロバスミがアシュリーとのコラボに意欲を示しているらしいのです。
なんでも彼女のショウに姪御さんたちと一緒に見に行って、考えが変わったとか。
真相を確かめるべく、来日した際MTVのインタヴューでそのことにも触れられていましたが、
お茶を濁された感じで、真相は藪の中。
たぶん実現することはないと思いますが、でも、裏で糸を引いている人物がいるらしい。
もちろんこいつです。
分かりますよね、以前も載せたようにピートはあの対談以降、
ちゃっかり友人になってしまったようで、
自分の恋人であるアシュリーのプロデュースをしてやって欲しいと
仲介役を引き受けたんだとか。
ピート自身は否定してますが、でもそこはアメリカ人のずうずうしさで、
「俺の彼女をなんとかしてやってくれよー」とかいってそうですよね。
ロバスミもイギリス人らしく気が弱いせいか、はっきりと断ることができずに
噂だけが先走りして、広まってしまったという感じが…。

しかし、瞠目すべきはこんなアイドルからも熱い視線を受けているということ。
まさに今彼らの存在は「旬」というべきなのかもしれません。

emoといい、この若いアイドルといい、なぜそんなにもアメリカで注目を受けるのか。
彼らの音楽にはアメリカ人をひきつける何かがあるようです。
その秘密はまた次回に。

2008/02/20

PICK UP:the cure その⑤-2:cureの曲からエモい曲を選んでみる。

cureはemoに多大な影響を与えたアーティストと以前にも紹介しましたが、
実際に彼らの曲を聴いて、emoに与えた影響を確認しましょうということで、
『勝手に選ぶ、cureのなかのエモい曲』と題しまして、いくつか曲を取り上げてみたいと思います。

boy's don't cry
→正直、この曲をemo曲として取り上げるのはどうかとも思いましたが、歌詞が非常にエモいと思ったので。get up kids辺りがお手本としてそう。女の子にふられながらも、それでも男の子は泣かないと歌うロバスミの歌声が切ない。

figurehead
→わたし個人は、この曲はemoだとは思ってません。でも、イギリスの雑誌がこの曲はemoに多大な影響を与えたと取り上げていたので。「I'll be never clean again」と自己嫌悪を露にするところがemo? 
ヘヴィ・ロックに与えた影響のほうがでかいと思う。

throw your feet/new day
→emoというよりscreamo系に近いかな? あのロバスミの神経質な、甲高い叫び声は確実にemoやscreamoに影響を与えていると思うんですが。そんな彼のスクリームが堪能できる曲。

the exploding boy
→この曲はalkaline trioがほぼ原曲に近い形でカバーしていることから見ても、かなりemo寄りの曲なんだと思う。
inbetween daysにも似たアコースティックギターのせわしないカッティングに、ロバスミの甲高い声が絡む。こうしてみて見ると、アルバムの中というよりも、アウトテイクとなったシングルB面のほうにエモい曲が多い気が…。

just like heaven
→『ローリング・ストーン』誌も取り上げた、数多くのバンドがカバーする、emoの原点とされている曲。
個人的にはそうは思わないんですけれども、you tubeのコメントなんかを見てると、『この曲はemoだ』と書いてるコメントが多いんですよね~。やっぱりこの曲が一番emoらしいんでしょうか?
同じエモでもビューティフル・エモ辺りがお手本にしてるんでしょうね。でも、dashboard conffesionalとかに通じるものがあるのかな? taking back sundayがカバーしたときは正直驚いたけれども。

追記:さっきyou tubeでストックホルムでのライブ動画がUpされてました。
 最近の4人編成でのバージョンだったら、なるほどエモっぽい要素がある?

hey you!
→わたしはこっちのほうがずっとエモいと思う。すっごくハッピーなのに、どこか躁病的な狂気を感じる。
『hey you!!』とうれしそうに叫ぶロバスミがコワい。この曲を聴くといつもtaking back sundayを思い出すのはわたしだけでしょうか?

a plain song/love song
→『disintegration』収録曲より。この時期のcureがアメリカのバンドに与えた影響は絶大で、当然emoにも強い影響を及ぼしている。以前から言っていることですが、JEWの『23』はマジで『disintegration』の影響をすごく感じる。これは音楽評論家も同じことをいっていたので、その通りでしょう。それと、マイナーなバンドなんですが、nightmare of youというバンドがあるんですが、そのバンドの作る曲は絶対ここから影響を受けている! ビューティフル・エモ好きな人は必聴です。

it used to be me
→この曲はすごい! B面集の隠れた名曲と同時にすごくscreamoっぽくてイイ! 

a pink dream
→真打登場。この曲を初めて聴いたとき、速攻でemoだと思った曲。jimmy eat worldやthe get up kidsなどの初期エモに非常に近いと思う。JEWの『clality』または『bleed american』収録の『sweetness』という曲と一緒に聞いてみてください。ほとんど違和感ないですから。
この時期のcureってすごくエモに近いというか、wild mood swingsって非常にエモっぽいと思うんですけれども。でも、海外のファンの間ではやたら評価が低いんですよね。
確かに彼ら独自のダークさや叙情性が薄れているのは分かるんですけれども、
狂気が薄れた分ポップさが増して、佳作に仕上がっていると思うんですけれどもねえ。

the end of the world
→この曲はねえ、最初まったくemoだと思って聞いていなかったんですよ。でも、『festival 2005』を見て驚いた。キーボードなしの四人編成の演奏を聴いて、あのセルフタイトルのアルバムでしたかったことは、こういうことだったんだと。だってもろemoなんだもん。びっくり。
のちに詳しく書きますが、ロス・ロビンソンってKORNなどのヘヴィ・ロックバンドを数多く手がけていたこともあり、ヘヴィ・ロックの創始者みたいに思われていますが、実は彼はemoの創始者の一人でもあるんです。aimen、at the drive inなどのemo(というかscreamo)系のバンドのプロデュースも数多く手がけている。だから、この曲にもemoの影響が現れるのは当然。この曲でemoとcureが初めて歩み寄ったといえるのではないでしょうか。すごく興味深い曲です。


どうでしょうか? もちろんこれはわたしの独断と偏見で選んだもので、
納得のいかない人やcureはemoなんかじゃないと思っている人もたくさんいると思います。
わたしもcureを必ずしもemoの元祖と思って聞いているわけではありません。
しかし、cureというバンドには多くの若いバンドが
お手本にしたくなる要素がたくさん詰まっている。
だからこそ、廃れないし、人気も衰えない。常に第一線にい続けることができるんだと思います。
それどころか、新しい世代が新しい解釈をして彼らを評価したりさえする。
こういうバンドはなかなかほかには見当たらないと思います。

2008/02/19

4tour


御大、髪形変えた?
すげー髪伸びてるよね? てか、髪、爆発してない?
一体どういう風にしたらそんな髪型になるんだろうか。
いっつも不思議なんですけれども。あれは自分で作るんだろうか。
それとも専属のヘアメイクがいるんだろうか。
これからはこの変なロングヘア(?)・バージョンでいくのでせうか?

そして、サイモンさんも髪の色変えましたよね。 すっかりブロンドヘアに。
でも、このヒトは髪の色を変えようが何しようがかっこいいんだなあ~。
はあ~、素敵。ウチのメタボなオヤジと取り替えてほしーな。
こんなすてきなパパがいたら、友達に自慢しまくって、毎日連れ歩くけどね。

<亀田大毅>不謹慎発言で金平会長に管理徹底要望 

<亀田大毅>不謹慎発言で金平会長に管理徹底要望

もうこいつはしゃあないね。
何をいっても無駄って感じ。
練習もしてないっていうし。
おそらく自分が悪いことをしてるとは思ってないんだろうな。
むしろ周りの大人たちが騒ぎ立てるのを「どうして?」って思ってみてるだろうよ。

またマスコミも悪いよね。
彼のことさんざん持ち上げちゃったから。
すっかりいい気になって、スター気取りでいる。
もうどうしようもないよ。
いまごろになって手のひら返して、バッシングしたって
どうしてこんなにたたかれるのか分かってないんだから。

もっと誰か、周りのしっかりした大人が彼のことを再教育してやらなければ
彼の未来は本当に無いよ。
あの金平某にそれができるのか。
はっきり言って疑問だね。

2008/02/18

自分なりにbrit popを考えてみる。


いきつけの中古屋さんで300円で売ってたので購入。
brit popってあんまりぴんと来ないというか。
私が洋楽を認識したときは既にbrit popは終わり、
それどころか、あらゆるロックのムーブメントがひと段落した後だったので、
「これが時代を象徴する音だ!」とかいわれても、そうなのかぐらいにしか思えない。
でも、いちおうロック好きと自称するからには
こういう昔の音楽も聴いておかなきゃと聞いてみたのですが…。
正直びっくりしました。
だって、もろ60年代サイケなんだもん。
doorsとかサージェントペパーズ期のビートルズとか、そんな感じ。
しかも、こんな、ともすると時代遅れになりがちなサイケロックを、
ためらいもせずに、むしろ堂々と、自信を持って聞かせるなんて。
力技の勝利というか、初期のオアシスにも通じるものがある。
つべこべいわねえで俺の音楽を聴け! っていう俺様的独りよがりロック。
だけれども、変にナルシズムに陥っているわけじゃないから、むしろ清々しくてすごく聞きやすい。
60分間、たっぷり堪能させてもらいました。

そして、そのあと感じたことはbrit popって60~70年代ロックの復権・復興の時期だったんだなと。
80年代のnew waveが60年代から勃興を続けてきた既存のロック体系の破壊だとしたら、
brit popはその復興または見直し。
ビートルズ、好きだっていーじゃねえか(→オアシスね)。
サイケロックやって何が悪い(→the verve)。
要するに古きよき音楽を肯定したということですよね。
多少ダサくて、田舎くさくても、少なくともあの時代には俺達の歌える唄があった。
だけれども、new waveが来て自分達が歌える唄がなくなった。
確かに音楽的にはさまざまな実験的試みがされてきたけれども、
その分労働者の人たちに伝わる「唄」を作ってこなかったというか。
そういう反動がbrit popに出ていたんだと思う。
それが一つの勢いになって、最後には「cool britania!」といって
80年代の第二次ブリテッシュ・インベンションのように
アメリカに進出できると信じ込んだ。

だけれども、結局は適わず、世界制覇できると思われたオアシスもブレイクしきれず衰退してしまった。
その原因は一体なんだったんだろうか。
私個人が思うに、brit popに付きまとうある種の「田舎くささ」が
世界のロックファン(特にアメリカ人)を敬遠させたんだと思う。
すごく局地的で、閉鎖的な音楽というか。
UKモノを愛好するヒトにはそれがたまらないんでしょうけれども、
そうじゃないフツーの洋楽ファンには分からない。
この時代のイギリスのロックが世界的にブレイクしなかったのもうなづける。
ブレイクする分けないじゃないですか。だって「イギリスの」ロックなんだもん。

わたしから言わせたら、80年代の音楽のほうがずっと聴きやすいし、
少なくとも大衆(特に世界の)に向いていた曲を作っていた。
duran duranとかdead or aliveを馬鹿にする人は多いけれども、
でも、彼らのルックスとか音楽のセンスとかは確実にグローバルなものだったと思う。
わたしみたいな80年代をまったく知らない人が見てもわかりやすいし、面白いもん。
それに、killersとか若いバンドが80年代の音楽を引用しているところを見ても
80'Sのほうが実はずっと実りがあったんじゃないか。
あのトレントやマリマンですら、ちゃっかりsoft sellのカバーしたりしてるわけですしねえ。
その辺の田舎の労働者階級のあんちゃんが世界の何たるかを知らないで、
「俺達の歌を聴け!」とか言われても、分かるわけないって。
nirvanaの反動とかいわれても、
その後の世界的影響を考えればグランジの完全勝利に終わってるわけですからねえ。
実はbrit popってnew wave以上に何も生み出さなかったんじゃないでしょうか。
現にこのverveだってもはや生き残ってはいないわけだし、
blurはほとんど解散状態だし、他のバンドもねえ。地道に活動はしているんだろうけれども
かつての勢いは無い。当然日本のメディアも取り上げない。
オアシスだって初期のアルバムを超えるものを作っていないわけだし。
brit popとは違うところで音楽を作っていたレディへが生き残るっていうのは
なんとも皮肉なことですよね。
もしかしたらあと5年ぐらいしたら、再評価の動きも出てくるのかもしれないですけれども。
いや、もちろん否定するつもりは無いですよ、ブラー大好きだし。オアシスも好きだし。
でも、あの時代にUK ROCKは何を生み出したのかといわれれば、どうなのかなと。
80年代→不毛。90年代→豊作(byイギリス)という固定観念を
改めて見直してみる必要があるかと思うんですが。
皆さんはどう思いますかね。

2008/02/17

そうしてemoの元祖は・・・ ~PICK UP:the cure⑤-1 emoに与えた影響 

そして、ジェラルドの元ネタはロバスミってことで、
無理やりですが、cureのemoにおける影響をちょっと。


このバンドのすごいところはemoを20年前にやってしまったということ。
もちろんこの時代にはemoなんて言葉すらなかったから、
emoを自覚してやっていたわけではないんですが、
でも、初恋のときめきとか失恋の痛みとか、若かりし頃の過ちとか
今のemoソングには定番の歌詞がこれでもかと盛り込まれている。
向こう見ずで、先のことがまったく見えてなくて、今この瞬間だけは永遠で、人生で最も輝いていて。
その純粋なときめきを音で表現させたら、このバンドの右に出るものはいないと思う。
emoバンドたちが彼らのことを崇拝するのも頷ける。
このときはまだ単なるニュー・ウェイヴでしかなかったんだろうけれども、
彼らの曲の輝きは消えることなく、 今ではemoのお手本曲とさえなっている。

米国の老舗音楽雑誌rolling stoneではこのように紹介されている。

「世界を変えた40曲」

the cure 「just like heaven」
この曲が重要だったわけ:
 この曲は新しい世界の始まりだった。ヴォーカリストにしてリーダーのロバート・スミスのアイライン、
 黒髪を逆立てたヘアスタイル、不機嫌なうめき声、苦痛と希望の入り混じったロマンチシズム。
 よく考えてみると、過去15年間に出現したアメリカのエモ・バンドのルックスやアイデアは全てここから始っているのだ。

この曲がなければありえなかったもの:
panic! at the disco、dashboard confesstional、bright eyes
(いずれもエモを代表するバンド。ブライト・アイズはフォークだが、エモに入れられることがある。
注:バンド解説は筆者)


おそらく彼らの音楽というのは、gothという狭い範疇ではおさまりきらなかったんだと思う。
あのケバいルックスのせいでgothと勘違いされたようだけれども、
また当時はemoなんて言葉も無かったから、
彼らの音楽をどう表現していいか分からなかったんだろうけれども、
内省的で、感傷的な歌詞をゴシック・ミュージックにのせて歌うのではなく、
より明るい、ポップな曲にのせて歌う
というのは、
当時としてはもうほとんどありえなったというか、やはり「新しい世界の始まり」だったんでしょうね。
それほど衝撃的だった。
だからこそ、彼らの革新性が際立つとも言えるんですが。
残念なことに、音楽評論家達はそのことをまったく評価しなかった。

ところが、emoキッズ達は違った。
彼らのポップだけれどもどこか切なく響く歌に共感した。
だからこういう記事がでたりもする。
この対談を読んでいると
「ピート坊や、ロバスミおじさんの元へ行く」というサブタイトルを付けたくなるんですが、
ピートが言うようにcureのことをアイドルだとみなしているemoバンドは多いです。
そのことはカバー曲の多さでも容易に推測できます。

いくつか紹介してみると、
taking back sunday
これ聴いたとき、cureってemoだったんだーということが初めて実感できました。
emoバンドがjust like heavenを歌うとすごくしっくりくる。

AFI
前にも載せたことがあるんですが。もう一度。MTV ICONでのパフォーマンス。
これが一番原曲に近いのかなあ。
この曲に触発されて、cureも一時期12弦ギターからエレキに持ち替えて歌っていた。

get up kids
今は無きget up kidsによるカバー。emoというよりもパンクに近い? 
でも、へんな歌マネされるよりも潔くてよろしい。かなり好きです。

dashboard conffestional
これは正式にはカバーではありません。ですが、cureの曲を引用して歌ってます。

他にもalkaline trioが「exploding boy」をカバーしたり、emoバンドはかなり彼らの曲をカバーしてます。

そして、私が彼らを見てemoだと感じた瞬間。
特に彼らをemoと思っているわけじゃないんですが、
これを見たときはなぜかエモいなーと感じてしまいました。

emoを考察してみる②。

で、ピート以降になってくるとみんなこんな髪型ばっか。↓↓↓↓

FOBの弟分、panic! at the discoですが、まさにemoキッズの典型というか。

そして、emoが更に進化するとこういう風になる。
で、↓のマイケミのジェラルド。
ここまでくると殆どゴスというか、マリマンにディスられるのも分かるような気がするんですが。
でも、ジェラルドの元ネタってこれですよね~。確実に。
この写真を見て似てるって思ったのはわたしだけでしょうか?
何年か前の洋雑誌にもジェラルドはこの写真の人物に似てるって書かれてたし。

2008/02/16

emoを考察してみる①。

なぜか勝手にemo特集になっているんですが、
でも、最近emoを聞いていてすごーく気になることがあるというか。
emoって登場したときは、それほどみんなルックスにこだわってなくて、
むしろイケてないヒトたちが多かったというか。
まあ↓のjimmy eat world辺りがその典型だと思うんですが。


子供の頃にLAメタルの洗礼を受けて、ミュージシャンになることを憧れながらも
そのオタクなルックスからミュージシャンにもなることができず、
日々悶々としながら、内省的なイギリスのニュー・ウェイブを聞いて鬱屈した感情を晴らしていたというような、むしろweezer辺りからネタを引っ張ってきた感じがしていたんですが、
だんだん時代が新しくなるにつれて、emoが変わってきたというか。
特にルックスの面での進化が著しいと思うんですが…。
↓のAFIのDavey姐とか。

黒髪、メイク、ピアス、タトゥーと何でもありな雰囲気が。
特に瞠目すべきは、とてもgothに寄っているということ。
↓のalkaline trioもそうですよね。いちおうemoなんですけれども、gothテイストもしっかり持っている。現にイギリスのメディアではゴス・パンクとして紹介されていたし。
わたしはgreendayのビリー・アームストロングを思い出しますが。


最近のemoは、ルックスの面で一つの型があるような気がします。
基本、黒髪。で、必ず9:1に分ける。これポイント。時にはメッシュを入れたりしてもいい。
さらにアイライナーは必須。特に目張りは強調して。
ボディ・ピアスはタトゥーは絶対。多ければ多いほどよし。
服装は基本黒めで、ピタTまたはスキニー。必ずしもやせてる必要はなし。
それでも、無理やりスキニーを着る。


↑ こんな感じですよね。もうまさしく最近のemoって感じで。
どうしてみんなこういうルックスをするようになったのかは不明ですが、
わたし個人の見解としては、emoスタイルの雛形を作ったのは↓の
fall out boyのピート・ウェンツだという気がしてならないのですが。
もちろん、goth emoをブレイクさせたのはマイケミだということは承知ですが、
でも、彼らのアメリカでのブレイクもデカい。
特にピートのあの独特の9:1に分けた黒髪のヘアスタイルは ↓↓↓


確実にその後のemoキッズ達に多大な影響を与えたと思うんですけれどもねえ。
少なくともピート以前にあの髪形はなかった気がするし。

2008/02/15

やっぱemoっていいわ~:alkaline trio編



このバンドはemo系でも結構マイナーらしく、
おそらく日本の洋楽雑誌では殆ど取り上げられたことがないと思う。
でも、すごーくいいんですよー、これが。
特に曲を何とか3分以内に収めようとする心意気が潔い!
↑の曲はそんな彼らの良さが最も良い形で現れている。
PVも個性的で、面白い。
アメリカ出身ではないところも面白い。
カナダって最近色んなバンドが出てきてるんですよね。
あのarcaide fireもそうだし。
もしかしたらロックのトレンドはカナダになる日が来るのかもしれない。
期待してます。alkaline trio。

追記:すいません。いろいろ調べたら、彼らシカゴのバンドでした(汗)。
   アメリカのバンドだったのね。でも、応援してるよ~。

2008/02/14

馬車馬のように・・・。

Yahoo!ニュース - 写真ピックアップ

今、私の住んでいる北海道は大変なことに。
低気圧の影響で、連日猛吹雪に見舞われてます。
交通機関もかなりの影響が。JRが運休したり、高速が通行止めになったりしてるみたいです。
そして、うちも毎日雪かきばかりしてます。
母が左手を骨折したので、今主要な働き手は私だけ。
もちろん父が帰宅したときは父も雪かきをするんですが、
父がいないときは自分がしなくちゃならず。
しかも、小樽に住んでいる祖母の家の前も雪かきせにゃあかんということでもう大変なんです~!
雪国に住んでいない方はあまりぴんと来ないでしょうね。
東京とかと違って降り方が桁違いですから。ひどいと一日に60センチとか、平気で降りますから。
雪かきしないと家から出られない…。北国の冬はきびしーっす。

明日も朝早く起きて雪かき…。
まだレポートが残ってるのに…。

2008/02/10

今度こそ・・・


↑のPVを見て、前のシングルの頃よりももずっとスリムになって、
昔の頃とはいかないけれどもそれなりに踊れるようになって、今度こそ復活か?
と思っていたのですが…。
薬物を過剰摂取して入院したり、イギリス人のパパラッチと付き合ってみたりと
相変わらずお騒がせぶりで…。ファンとしてはそろそろ本格的に復活して欲しいんですけれどもねえ。
でも、なんですかね。 男運が悪いのか、それともそういう男ばかりを好きになってしまうのか。
もう少し何とかならないかと思うんですけれどもねえ。
アルバム自体は結構よくできてるのに(もちろんプロデューサーの力によるところが大きいと思うんですが)。

↓写真は今月発売の『blender』誌の表紙。
なんでも体は別人のものなのだとか。顔だけを張り替えて合成したのだそう。
そこまでしなくても…。ていうか、本人が本気でダイエットすれば済むことでは…。

やっぱemoっていいわ~:jimmy eat world編


でも、なんだかんだ言いつつも私にとってemoといえばこのバンド  ↓↓↓↓

jimmy eat worldには適わないわけですよ。
見てくださいよ、この写真を。
ロックバンドにあるまじき、この姿。
何の特徴もない、超地味、超イケてない、
垢抜けないルックスの、田舎くさーい人たち。
まさにemoを身をもって体現している! 超最高です。
特にボーカルのジム・アドキンズ(右から2番目)のイケてなさといったら!
ライブでの、髪を振り乱しながら、 貧弱な声でシャウトする姿は
見てるこっちのほうが切なくなってくる。
イケてないヒトが必死になるさまって、すごく哀れに見えるんだけれども、
同時にどこか滑稽で、喜劇めいて見えることがあるじゃないですか。
ジム・アドキンズはまさにその悲喜劇を全身で体現してるっていうか。
必死になればなるほど、すごく滑稽で、すごくイケてなくて、どうしようもなくひどくて、
却ってこのヒトかわいそうって同情したくなるんですよ。一種の母性本能に目覚めるというか。
イケてないところが逆にかわいくて仕方がないんですよね~。
年上の男性にこんなことを言うのも失礼なんですが(笑)。

でも、このヒトたちのそのイケてなさこそが彼らの武器であり、また強みでもある。
イケてないことを逆手にとってそれを歌にしてしまうのがemoならば、彼らは王道をいってると思う。
特に↑写真のアルバムは、emoアルバムとしては最高傑作だと思うんだけれどもなあ。
みんなこのアルバムでemoから卒業したって言うけれども、
わたしにとってはまだまだemoだよ。むしろemoが洗練されたという感じ。
workの切ないボーカルやpainのシャウト、polarisのキラキラ感は、
emoを強調しているこそすれ、捨てているとは思わないんだけれどもなあ。
まあ、確かに前作、前々作に比べたら、落ち着いている感は否めないけれども。
でも、このアルバムを彼らのベストアルバムとしてお勧めしたいと思うのは、23があるからですよ!
この曲は最高傑作! 何度この曲に助けられたか。

amazing still it seems(でも、まだ驚いているんだ
I'll be 23.       僕はもう23になる)

このくだりは特にもう、自分が23だけに涙なしでは聞けませんよ。
まるでcureのdisintegration期を思わせるような、
繊細で、壊れやすくて、美しいメロディラインにのせて歌う、
ジムの切ない声はまさに彼らのピークを物語る。
このアルバムこそemoというムーブメントが辿り着いた最良の成果であり、
emoの最高峰だと思うんですけれどもねえ。
前作の『bleed american』の評価が高いだけに、
このアルバムの存在をともすると忘れがちだけれども、
このアルバムもかなり捨てがたいんだけれどもなあ。

ちなみに彼らの『sweetness』という曲は
アサヒ・スーパー・ドライのCMソングとしてオンエアされてます。
すごくいい曲ですよ。

2008/02/09

やっぱemoっていいわ~:panic! at the disco編


最近ハマっているアルバムが↑。
panic! at the discoのデビュー・アルバム。
これがすごくいいんだわ~。
いわゆる流行のemoなんだけれども、
new waveのテイストがほどよくブレンドされていて、すごく斬新。
プログラミング(?:それともキーボードかな?)のピコピコ鳴る電子音が
emoなシャウトとマッチしてて、その辺のemoバンドとは一線を画しているカンジ。センスの良さを感じる。
特にシングル曲のi write sins not tragediesは秀逸。
この曲ではなんとクラシック音楽との融合を試みてる。すごく実験的なことをしてんだよなあ~。
だけれども、奇抜には走ってなくて、ちゃんとemoテイストも残していて、
音がキラキラしててすごーくイイの!
ただ一点難をいえば、
fueled by ramen出身のせいかFALL OUT BOYSっぽいんだよなあ。特にボーカルが。
the academy is・・・も聞いてみようと思ってるんだけれども、こんな感じなのかな?
まあ、FALL OUT BOYSが推したバンドだから仕方がないのかもしれないけれども。
もう少し独自色が出ればもっとよくなるんじゃないかな。今年新譜が出るらしいし。
でも、このアルバムはイチオシですよ~。

大変じゃあ~

母が転んで手首にひびを負った。
北海道は一面銀世界。
ゆえに注意して歩かないと転ぶことがある。
いくら滑り止めつきの靴を履いても、
どんなに気をつけていても
雪が固まって氷上になった道路を歩くのは至難のこと。

幸い、ひびを追ったのは左手で
利き手の右手ではなかったので良かったのですが、
それでも重いものは持ち上げられない。
料理はできないということで、殆ど一人で家事をこなしておりました。
久しぶりに料理をしたんで、包丁を使うとき緊張した~。
まあ、料理好きなんでいいんですが。

しかし、当分はこの状態が続きそうです。
まあ、ちょっと早い花嫁修業だと思って頑張るかって…、
来週提出のレポートがあるんだよぉ~!!

2008/02/08

PICK UP:the cure その⑥:robert smith氏の音楽的背景について①

でも、無理やり頑張って書きますよ。
で、the cureについて書きましょう。
初めのほうで『欧米では大御所。日本では無名』と紹介しましたが、
結成は何年で、どういう歴史を辿って現在に至っているかは書きませんでした。
ですが、あえて詳しいことは書かないことにします。
なぜなら彼らのついてのbiographyはネットで探せばいくらでもあるからです。
オフィシャル・サイトでも見れますし、
wikiでも見れます。英語のみならず、日本語のwikiも熱心なファンの方が書いたのでしょう。
かなり詳しいです。自分も正直知らなかったことが結構ありました(汗)。
NINもこれぐらい詳しく書いてくれればと思ったぐらいです。
なので、わたしの拙い文章を読むよりもそちらのほうを読むことをおススメします。

ただ今後のディスク・レヴューを書く際に知っておいてもらわなければならない事柄もあるので、
必要最低限だけ記したいと思います。

the cureというバンドは1976年ごろパンク前夜に生まれたバンドです。
で、ポスト・パンク~ニュー・ウェイヴを経て、今に至るという感じです。
もし順調に行けば今年ニュー・アルバムが発売されるはずです。

cureを語る上で欠かせない人物がいます。
それが↓のrobert smith氏です。日本では『ロバスミ』と略して呼ばれています。
少し年配の方だと『ロバちゃん』とか『ロバ雄(夫)』とか呼ばれているみたいです。
由来はよく分かりません。昔の洋楽雑誌に書かれていた愛称をそのまま呼んでいるようです。
詳しいことは分かりませんが。


↑の写真はかなり若い頃のものです。なので今現在の彼の姿ではないのでご注意ください。
このブログを探せば見ることができます。探してみてください。
現在の彼はかなり妖怪っぽいです(失礼!)。でも、キュートなヒトですよ(多分)。
このヒトあってこそのcureだと思います。
ソングライティングの殆どを担っている、結成時からの唯一のオリジナルメンバーです。
彼以外のメンバーは移動が激しいです。出たり入ったりを繰り返してるメンバーもいます。
ある意味非常に気難しいヒトだといえるのかもしれません。
どういうタイプのミュージシャンかといえば、強いて言えばトレント・レズナーに近いタイプだといえます。
ロバスミのほうがトレントよりも才能があるよと熱狂的なファンに怒られそうですが、
自分的には最大の賛辞ということで、お許しを。

ですが、ワンマンという意味では非常に似通っているのではないかと。
マルチ・プレイヤーであり、バンドのソングライティングを一挙に引き受け、
プロデュースワークをもこなす。自分の音楽に妥協を許さず、時にはメンバーを入れ替えることもある。
二人の共通している点かと思います。
このロバスミことロバート・スミス氏もギターのみならず、ピアノ、キーボード、6弦ベース、4弦ベース、バイオリン、フルート等の楽器を弾くことができるそうです。
弦ものの楽器はたいてい弾くことができるらしく、琴やシタールなども弾いたことがあるんだとか。
実際にレコーディングにも使用されています。

バイオリンやピアノというのは驚きですよね。
これもトレントと非常によく似ていると思いますが、
ロバートはピアニストのお母さんの影響から幼少の頃からピアノを習っていたそうです。
7歳ぐらいになってギターを弾き始めたそうですが、与えられたギターはエレキギターではなく、
アコースティックギターだったそうで、なんでも騒音を考慮してそうなったんだとか。
ロバートはアコギでクラシックギターを学び、10歳ごろ念願のエレキギターを手に入れます。
cureの音楽には非常にクラシカルな面があります。
特にアレンジなどはクラシック音楽っぽいなーと思わせる部分が多いです。
例えばpictures of youという曲があるのですが、
このイントロの部分のアレンジメントが古典派のクラシック音楽の導入部にすごく似てる。
ギターやベース、ドラムを一斉に鳴らすんじゃなくて、
初めは6弦ベース、次はギター、その次は更にギターと音を重ねてゆくことによって
アンサンブルを形成している。これはクラシック音楽にはよくある手法です。
初めて聞いたとき、すごく基礎が分かってると思いました。

クラシックの強い影響。これがcureの音楽の魅力の一つだと思います。

2008/02/07

うーん・・・・

【謝罪要旨】涙の倖田「傷ついた人たちに謝りたい」(産経新聞�

例の「35歳以上は羊水腐ってる」発言を受けての謝罪らしいです。
もちろんネット上での行過ぎたバッシングもどうかと思うけれども、
でも、どう考えても少し不用意ですよね、発言が。
実は私の母は私を36歳で生んでいて、いわば高齢出産なわけですよ。
だから、このような書き方をされると、
自分は『腐った羊水』から生まれた子供ということになるのかと。
母親だって生みたいと思って、リスクを承知の上で産んだわけだし、
実際、自分生んだときは帝王切開だったし。

世の中には35歳以上の妊婦さんなんてたくさんいるんだから。
ましてや今の世は晩婚化が進んで30歳以上で出産するヒトなんて少なくないだろうし。
もしかしたら30歳以上の妊婦さんのほうが、20代の妊婦さんよりも多いかもしれない。
そういうことも踏まえて、もう少し言葉を考えて発言しないと。
彼女のことをいろいろと批判するつもりはないけれども。
彼女の言いたいことももちろん分かる。
たぶん高齢出産はリスクが大きいから早く子供を作ったほうがいいといいたかったんでしょう。
でも、もっと違う言い方だってあったはず。
それに今はネット社会。ちょっとした不用意な発言が、すぐにyou tubeとかに流れる時代なんだから、
なおさら自分の発言には注意をしてもらわないと。
皇太子妃雅子様だって38歳で愛子様を出産したんですからねえ。
考えようによっては、遠まわしに皇室を批判していることにもなりかねないわけで…。
最近、若いヒト(特に自分と同世代の)の不用意な発言が多すぎる。
もっと気をつけてもらいたいです。自分の世代は分別がない世代だと思われかねないので…。
頼みます。

追記
謝罪会見の動画がUPされてました。こちらでどうぞ。

2008/02/06

いそがしーい!

1週間以上もブログを放置してしまった。
実はテストなり、バイトなりとすごく忙しくて書く暇がなかったのですよ。
単位はもう殆ど取れているんで、問題はないんですが、
それでもテストとレポートがちらほら。
そして、バイトが超忙しくて。
いちおう某学習塾の講師をしているんで、今は受験シーズン!
ってなわけで思いっきり働かされてます(涙)。
いろいろ書きたいことがあるんですけれども、
cureについてもいっぱい書きたいんですが、とにかく全てを片付けなければ書くことができーん!!
てなわけで、しばし更新遅れるかもです(涙)。