2007/08/18

自分音楽史など。

簡単に自分の音楽体験などをちょこっと。

とにかくませたガキでした。
子供の頃なら絶対聞くようなアニメソングやらアイドルものなどには目もくれませんでした。
ちなみに私が4~5歳ぐらいの頃はWINKが全盛期でした。
幼稚園なんかですごく流行ってた。
でも、当の私はぜんぜんアウト・オブ・眼中。
じゃあ、何を聴いていたのかというと、父親の影響をもろに受け、
井上陽水や安全地帯を聞いてました(汗)。
フツーにがんがん家でかかってましたから。
好きだったんでしょうね。CDもたくさんあったし。
私も当然の事として受け入れてましたから。
すげーガキでしょう?
当然幼稚園のみんなとは合わず、つまはじきですよ。
本当に趣味が大人でした。
そういう環境も災いしてか、年齢に似合わずすごーく老けてました。
老成しているといったほうがいいでしょうか。まあ、冷めているというか。
5歳にして既にサンタさん信じてなかったし・・・(当然か)。
まあ、これは私の誕生日とも関係があるのですが・・・。

まあ、初めの邦楽体験がこんな感じなので、洋楽のほうも早かったです。
母親がビートルズなどの60年代のブリティシュ・ロックが大好きだったんで
7歳ごろにはすでにビートルズを認識してました。
私が生まれて初めて好きになった洋楽はビートルズの「please me」です。
あの「come on come on~」のくだりが大好きで
今もこの曲を聴くと子供の頃を思い出します。ちなみにビートルズはレコードでした。
すごく古いレコードで、相当聞き古していたのでしょう。
ジャケットもかなりぼろぼろで擦り切れてました。
すごく好きだったんでしょうね。そのあと「アビー・ロード」のアルバムを聞いてました。
「something」がすごく好きで、何回も聞いてました。
なぜなのかは分かりません。しかし、子供心に感じるものがあったんでしょうね。今も好きです。

ですが、本格的に洋楽デヴューするのはもう少し後になってから。
小学生の後半はひたすら本に夢中でした。
昔から本が大好きで、というより母がそう仕向けたのでしょうが。
私の母親はとにかく変わった人で、自分が生まれたとき、この子には本が必要だからといって、
大枚をはたいて「ブリタニカ百科事典」を買ったんです。
いったいなぜに? と思いますが、本の好きな子供に育って欲しいと思ったんでしょうね。
私が生まれた後すぐにも、絵本を大量に購入して読ませまてました。
だけれども、当時の私は意に反してあまり興味がなかった。
ただ一冊、昆虫図鑑だけは大のお気に入りで、とにかくぼろぼろになるまで読んでました。
ちなみに私の初めての文学体験は5歳。芥川龍之介の『蜘蛛の糸』でした。
小学校の6年生に偶然天文学にハマって、
その流れで世界各国の神話にハマって読みたおしました。
当時の私が大好きだった本は岩波書店から出ていた『ギリシア・ローマ神話辞典』。
子供向けではありません。明らかに大人向けな本を図書館から借りてずっと毎日読んでました。
将来は神話学者になるんだとか思ってました。馬鹿です、完全に。
昔からマニアックというか、一度ハマるととことんハマる性格だったんですね。
それは今でも変わってません。

それからすぐ中学生になって、洋楽に戻ってくるのは中3ぐらいから。
本当に恥ずかしいのですが、暴露してしまいますと
中2ぐらいに一時期すごくV系の某バンドにハマりまして・・・(爆)
それでそのバンドが好きなアーティストにスマパンやNINを上げていたので、
その流れで聞きました。そして、スマパンの1979のカッコよさに完全にノックアウトされまして、
私の進むべき道は洋楽じゃあ~ということでその後ひたすら洋楽街道まっしぐら。

特に大きかったのは高1に出会った一つ上の先輩でした。
その人はかなりの洋楽通で色んな音楽を教えてくれました。
ニルバーナやキュアーや、U2など本当にたくさん。
また同時期にブリトニー・スピアーズが日本でも人気が出始めて
その後すぐにリンキンパークなんかも出てきて
その流れでヘヴィ・ロックを自分で開拓しました。今もかなり好きです。
まあ、高校生は本当に発見の時期だったと思います。
こんな面白い音楽が世界にはたくさんあるのかという感じで、色んな音楽を聞きまくりました。
そのなかでも一番のお気に入りは、NINでした。
特に深夜放送でやっていた「the perfect drug」のPVのカッコよさにもうクラクラ来てしまって、
それからトレント一筋ってな感じで、かなりトレントに入れ込んでました。
今はそうでもありません(大好きなことには変わりないですが)。
でも、NINを聞くと高校生の頃の恥ずかしかった自分を思い出します。

その後まあ一浪しまして、
実は現役で大学合格していたのですが、家庭の事情があり、
本州の私大には行かせられないということで、やむを得ず進路変更をしました。
しかし、その一年間は私にとってはラッキーだったというか、
とにかく洋楽をじっくり聞きこむことができたので。
幸い家にはレコード・プレーヤーがあったので、
地元の中古屋に行っては、80'Sのドーナツ盤をあさったり、
90'Sのオルタナなんかを必死に聞いてました。
本当にこの辺りに来ると趣味がマニアックになってしまって、
コレクションも膨大になってしまい、泣く泣く処分することも。
おそらく80年代を青春時代に過ごされた方でも知らないようなバンドを知っていたり。
loutus eatersとか・・・(激汗)。80'sの音楽が好きになったのもこの頃です。
cure、new order、depeche modeなんかがお気に入りでした。
特にcureの『faith』と『disintegration』は毎日のように聞いてました。

とりあえず、一年間そうやって時間を浪費した後、
無事志望の大学に合格しまして、
そこからまたバイトなんかも始めたりしたので、たくさんCD買える!みたいな感じで
いろいろ聞いてました。この時期になると洋楽も結構面白くなってきて、
フランツとかブロック・パーティとかいわゆるブリット・ロックの流れが来て、
ロキノンなんかも必死に取り上げたりして、最近のものを聞くようになって。
今年、フジロック・デヴューと。そんな感じでしょうか。

こうやって改めて自分の音楽史を振り返ってみると平凡ですね。
そんなにライブとかにも行っていないし・・・。まあ、これは北海道在住ということもあって
なかなか外タレが北海道に来ないということもあるのですが。
そうしょっちゅう東京に行けるわけでもないし・・・・。
でも、絶対社会人になったらライブにがんがん行ってやるぅ~という野望は捨てていません。
常に新しい音源を求めて、これからも日々奮闘するんでありましょう。
とりあえずはこの辺で・・・。おそまつでした。