2007/12/31

2007年総括。

2007年もあともう少しですね。
今年は本当にいろいろなことがあった年でした。
特に自分的には初めてフジロックに参戦できたのがうれしかった。
the cure見れたことも。
実はわたくし、フジロックではなく5月のNINを見に行く予定だったのですよ。
それを返上してthe cure見に行ったんで。
NINはまた日本に来てくれるだろうと思ったし。トレントは日本のゲーム大好きですから。
でも、the cureはもしこれを見逃したらもう二度と日本では見れないと思ったので。
見れて良かったです。
彼らも期待をまったく裏切らない演奏をしてくれたし。
本当に素晴らしかった。
ただ欲を言えばもっとダークなセットリストで見たかったんですが、それは贅沢ですよね。
シングル中心のセットリストでも見れただけで満足。
それにフェスの雰囲気も十分に味わえたし。
惜しむらくはフェスをあまり楽しめなかったこと。
つまらなかったとか、そういうんじゃなくて、フジをなめていたというか。
あんなにつらいものだって思わなかったんだもん。
バス待ちだけでも一時間以上で。
着いたら着いたで15分は歩かなきゃ会場入りできないという超ハードな道のり。
ごった返す人ごみ。しかも、私が行った7月27日は異常に暑かった。
もう見る前にやられちゃいました(涙)。
次回参戦するときはもっと体力をつけて行きたいと思います。筋トレだ、筋トレ!

それとこのブログを通じて知り合いになれた方もたくさんいました。
sheelaさん、juneさん、百頭人さん、そして、overrisingさん、
拙いブログを読んでくださって、ありがとうございます。
生意気なことをいろいろと書いていらだたせたこともあろうかと思います。
本当に申し訳ありません。
また、cureファンとしては若輩のわたくしをいろいろと導いてくださいました。
来年こそは頑張ってthe cureのレヴューをおこないますので、どうぞこれからもご指導ください。
(草稿はできているのですが、まだ推敲していない状態です。できしだいUPします)。

来年はどんな年になるんでしょうか?
また素敵な、ビック・イベントがあることを期待して、来年に向けてがんばろっと。

2007/12/28

買ったどぉー!③


「買ったどぉー!」の第三弾は、ご存知のレディへ。
一ヶ月ほど前から予約していたんですが、おとといの26日に届きました。
日本盤はきちんと日本語でタイトルが書かれているんですね。
普段は海外盤しか買わないので新鮮な感じ。

そして・・・

開封してみると・・・・。

                           ↓↓↓↓↓

ステッカーや歌詞カードなどがたくさん。
そして、日本盤だけ特別なのでしょうか。
日本語歌詞とライナーノーツの書かれた冊子が入っていました。

                            こちら↓

ライナーノーツは読んでないです。読むつもりもありません。
日本語訳の歌詞も見るつもりもない。
翻訳家や評論家の過剰な思い込みがこめられていることがままなので絶対に読んだりしない。
特にタナソウの馬鹿文章に眼を通す気にもならないですから。
このヒトこそ、思い込みだけで文章を書いているとんでもないヒト。
読む側のことを考えずに、自分の考えをゴリ押しする悪文には正直頭が痛くなる。
こういうヘンテコな評論家がたくさんいるから、日本の洋楽界は衰退してゆくんだよ。
もう少し考えて欲しいものです。

で、ちなみに曲のほうですがまだ聞いてません(汗)。
一応PCには入れたんですけれども、他にも聞かなきゃならないものもあるし。
それになんだか聞くのがちょっと怖い気がして・・・。
4年も待たされたので、すごく緊張するというか。
前作よりもクオリティが落ちているんじゃないかなとか。大丈夫なのかなとか。
確かに国内外の評論家達は絶賛してますけれども、
基本評論家の評論は信じてないし、それにレディへは評論家の採点が甘いですから。
5つ星つけても、マイナス2点ぐらいは差し引いて考えないと…。
それに前作の『hail to thief』が無理してるっぽかったんで余計不安が…。
でも、近いうちに必ず聞くのでそのときは感想Upします。

レディへは一度ちゃんと取り上げてみたいと思っているアーティストなんで。
あまりにも評論家達の過剰な思い入れゆえに、
きちんとした評価がされていないバンドだとずっと思ってるんですよ。
なんで? 彼らは最も革新的な、いつも斬新なアイデアを提供してるバンドじゃないかと思ってらっしゃる方は多いと思いますけれども。
そういう『前衛バンド』というブランドも勝手に評論家が絶賛して作り出していること。
本質はもっと違うんじゃないかと思うんです。
そういう評論家の歪んだ視点ではなくて、もっと別の視点から見たとき
このバンドはどういうバンドなのか、その辺をもっと深く探ってゆきたいです。

2007/12/27

買ったどぉー!②

クリスマスに購入した自分へのごほうびCDの第二弾。
右下のtomahawkはずっと欲しかったんだよね。
mike pattonというアメリカ人のソロ・プロジェクト的なバンドなんですが、
思ったよりも聞きやすくてすごくいい。
初めてyou tubeで彼らのライブを見たんですが、すごくカッコよくって。
しかもパットン先生がすごくエキセントリックでいーの。
へんてこりんなマスクがすごくお似合い。もちろんパフォーマンスとしてやっているのではなくて、
音楽的効果をもたらすためにやっているんですけれども。
ちなみにマイク・パットン先生はかつてレッチリと双璧をなしていたミクスチャー・ロックバンド、
faith no moreのボーカルだったヒト。
とてつもない才人で、エクスペリメンタル・ロックの雄としてアメリカのオルタナ界に君臨しております。
最近はbjorkとのコラボでも話題に。
またボーカリストとして稀代の才能を発揮し、
『七色の声の持ち主』とわたくしが勝手に認定しております。
後代に与えた影響も絶大で、特にkornのジョナサン・デイヴィスの絶叫ボーカルは、
パットン先生なくしてはあり得なかったと思ってます。彼こそがヘヴィ・ロックの祖です。

左下のmewはデンマーク出身のこれまたエクスペリメンタル・ロックのバンド。
以前から注目はしていたんですが、他にも聴きたいバンドがありなかなか手が出ずにいました。
ですが、いつも私がこっそりお邪魔しているブロガーのoverrisingさん
高く評価していらっしゃったので、 これは買わねば!と、買ってみました。
雑誌のレヴューでプログレ系と書いていたんですが、 ぜんぜんプログレじゃない。
むしろマニックスに近い音。 北欧系らしい透明感溢れる、美しいメロディが特徴的。
マニックスをもっとクリアにした感じかな。 こちらもかなりいいです。

あと真っ赤なジャケはqueen of stone age。
実はITSですでにPVを何曲か購入済みなんですが、とても良かったので結局CDを買いました。
なんかすごくロウファイ系で、スカスカなんだけれども、エッジがきいているというか。
ロウファイ系ハードロックとでもいうんでしょうか。ロックの新境地を開拓したようなサウンド。
いつも思うんですが、ロキ○ンてこういうアメリカ系のトンがっているバンドって
あんまり紹介しないんですよね。レディへとか喜んで紹介するくせに。
もちろんなかでもこのバンドはまだ紹介されているほうなんですけれども、
本国ほどは盛り上がっていない。
ロキ○ンが大好きなUKだってめっちゃ評価しているのに。
ロキ○ンのイギリス偏重をどうにかして欲しいです。

最後はcave in。
ヘヴィ・ロック系と聞いていたんですけれども、意外とパンク。ちょっとemoテイストも。
こういう感じのサウンドはすごく好き。ハマってしまいそうです。

2007/12/26

買ったどぉー!

とうとう買っちゃいました。『the cure festival 2005』。
いまごろこんなもの買ってどうする? とcureファンの方におしかりを受けそうなんですが、
なんせ今年は院試なんかがあったりして、勉強に専念しなければならなかったんで、
こういうのを買っちゃうと勉強しなくなっちゃうというか。
夢中になって何度も見ちゃいそうだったんで、試験終わってから買おうとずっと心に決めてました。
今年頑張った自分へのご褒美として。
まだバイトが忙しいので、じっくり見ることができないんですけれども、
それでも、ちょっとだけ見た映像は今年のフジでのプレイを十分思い出させてくれるものでした。
ありがとう、ロバスミ。ありがとう、the cure。お正月休みにじっくり見ますね。
やっぱdisintegrarionは素晴らしいやね~。特にポール先生。めちゃいい仕事してます。
やっぱこのヒトがいないと演奏が締まらない。
ペリーさんがいた頃のマッタリ演奏も悪くはないんですが、
なんというか血気盛んな若造にはちょっと物足りないというか。
すごく弛緩して聞こえてしまうことがあるんですよね。それはそれでいいんでしょうけれども。
ワタシ的には、けっこう激しい感じの演奏のほうが好きなんで。ヘヴィ・ロック好きの奴ですから。
見終わったら、感想アップしまーす。

2007/12/25

23歳になってしまった・・・。

↑の写真は今年のクリスマス・ケーキ兼誕生日ケーキ。
去年は誕生日ケーキを作ってもらったんですが、今年は忙しいということでクリスマス・ケーキに。
未だになかなか誕生日ケーキを食べれないわたくし。
ちなみにこのケーキは札幌の北区にある『レシピ』というケーキ屋さんのもの。
家族全員がここのケーキの大ファンで、お祝い事があったりすると買ったりしています。
北大通りのちょっと外れたところにあります。
札幌の方なら『北大通り』、分かるかと思います。
特に、夏に販売されるマンゴープリンは絶品ですよ。頬がとろけます。
地元のグルメ雑誌にもよく掲載されているので、北海道の方はご存知のかたもいるはず。
この機会にぜひお試しあれ。

で、下は今日うちで誕生日会をしたときに食べたチキン。
実は本店が小樽市にある『なると』というところのもので、
毎年いつも小樽市から取り寄せていたのですが、
今年は札幌にも支店がオープンしたので、札幌でも変えるようになりました。
すごーく大きなトリでしょ? これでも850円という安さ。
でも、すごくジューシーでおいしいの。
北海道に住んでいてすごくいいのは、食べ物が何でもおいしいこと。
牛乳は濃厚で、新鮮だし、水もとてもいい。水道水ですらすごくおいしくて、
札幌市ではポットボトル入りの水道水を売っていさえする。
東京では考えられないことですよね。
おばが東京に住んでいて、東京に遊びに行ったことがあるんですが、
もう食べ物がまずくて、まずくて。
牛乳は水みたいだし、水道水はまずくて飲めないし。しかも水がまずいから、ご飯もまずいんだこれが。
なかでも一番ショックだったのは、
一流パティシエが作っているというケーキ屋さんのケーキを食べたとき。
思ったよりもおいしくなかったのがすごくショックだった。
よくテレビとかに出ているところなんですが…。
地元のケーキ屋さんのほうがずっとおいしくて。
やっぱ素材がよくないと、どんなに腕が良くてもおいしくないのかなあ。とか思ったり。
将来東京で働くこともあるかと思うんですが、その時東京でやっていけるかどうか心配。
ちなみにこの『なると』のトリは、取り寄せ可能なのでお取り寄せしてみては?

2007/12/24

Merry christmas!

行ってきました。クリスマス・デート。
あまりにも私事なので、ちょこっと報告だけ。
本当は小樽市で花火を見る予定だったんですが、
いろいろと買い物をしているうちに時間がおしてしまい、
結局花火の時間に間に合わず、やむなく断念。
最近あまり買い物していなかったので、
結局相手を付き合わせることになっちゃいました。ゴメンね。

ちなみに今年の誕生日件クリスマス・プレゼントはピアスでした。
ピアスが大好きで、毎年ピアスをリクエストしているわたくし。しめて11800円なり。
写真を載せようと思ったんですが、なんだか気恥ずかしいのでパス…。
あー、なんかだめだあ。
あんまりにもプライベートすぎてこういうことを載せていいのかどうか迷っちゃうんですよね。
てめえののろけ話なんてききたかねえよというおしかりを受けそうで。
なので、ちょっと掲載は控えさせていただきます(爆)。

どんなピアスかというと、ダイヤがちょこっとついてるけっこうシンプルな感じのもの。
実は以前はブルートパーズの指輪が欲しかったんだけれども、
実際つけてみたら存外に似合っていなかったので、無難にピアスに変更。
でも、とてもかわいいので良しとしましょう。
ちなみに相方へのプレゼントは手袋。5000円なり~。
こっちのプレゼントのほうが高いな~。
でも、私的にはけっこう無難なところに落ち着いたという感じ。
以前はけっこう手作りのものとかプレゼントしようとかかんばっていたんだけれども、
生来の不器用のせいか、手編みをしてもまったく形にならず、やむなく断念。
男の子も大変だけれども、女の子も女の子なりに大変なのです。
料理だったらけっこういけるんだけれどもな。

2007/12/19

GOTHとは何か④~(ポジティヴ・パンクからゴシック・ロックへ:bauhausの登場)

更新遅れてしまってごめんなさい。
早く書こうと思っても、ほかに書きたいことがたくさん出てきてしまって、
なかなか書けなかったというか…。

前置きはこのくらいにして、GOTHの話を進めてまいります。

前回まではポジティヴ・パンクの登場についてお話しました。
今回は、bauhausとゴシック・ロックとのかかわりについてお話したいと思います。
ポジティヴ・パンクの定義は前回でも述べました。
そのなかでもメイクをして歌うというグラム・ロック的な要素は非常に重要です。
「batcave」という名のクラブの登場も、ポジティヴ・パンクの興隆を後押ししました。
皆さんもクラブに行くときはなんとなくクラブ仕様の格好をしようとするでしょう。それと同じです。
batocaveに出かける人たちもそのような装いをしていったのでしょう。
しかし、なぜそのファッションが『GOTH』でなければなかったのか。
別の格好をしても構わないのに、なぜ黒装束でなければいけなかったのか。
わたしはbauhausにそのヒントがあるように思います。

では、少しbauhausについてみていきましょう。
bauhausのバンドの成立等についてはここでは省きます。
offcial siteWikiもありますし、
詳しい情報を載せているサイトもありますので、
そちらを参照していただいただければと。
わたしの拙い文章を読むよりもずっと分かりやすいと思いますので。

ここではゴシック・ロックとの繋がりについてのみ述べさせていただきます。
↓はbauhausのメンバー写真です。


写真でもお分かりの通り、非常に分かりやすい格好をしています。
特に左二番目のpeter murphyはまさに1920年代映画の『ドラキュラ』の格好というか、
「ベラ・ルゴシ」を意識しているのは明らかです。
現に彼らの曲のなかにも「bella lugosi is dead」という名前の曲があります。
これですね。

正直、わたしもはじめてみたので驚きました。
マリマンなんかをイメージしている人には少し物足りないかもしれません。
同じゴシックでもマリマンのほうがグロテスクで、近未来的世界観を感じさせるのに対し、
bauhausのほうがもう少し古典的というか、
1920年代のサイレント・ムービーやクリストファー・リー主演のハマー・ムービーといった感じです。
B級ホラー映画を見るようないかがわしさというか。
よくゾンビみたいな映画ってあるじゃないですか。
今みたいにCGなんてあるわけじゃないから、特殊メイクとかを施して撮影するわけですが、
その特撮技術が今みたいに高くないために、すごく安っぽくて胡散臭くみえるという。
ああいった感じがぷんぷんただよってくる。
しかし、それが逆にゴシックな雰囲気を盛り上げているようにも見られる。
この当時、ゴシックというのはマリマンに代表されるようなショッキングで、意図的なものではなく、
もっとアンダーグラウンド的で、目立たないものだったように思います。

おそらく彼らもマリマンほどは狙ってやってはいなかったのではないでしょうか。
グラムの延長として、ボウイは宇宙人に扮したから、
自分達はベラ・ルゴシにしようみたいな軽い感覚で、
ゴスをやっていたのかもしれない。
少なくとも意図してやっていたという感覚は薄い気がする。
ところが、周囲は、少なくとも当時の若者はそのようにはとらえなかった。
彼らの黒装束を纏って、シアトリカルなパフォーマンスを繰り広げる姿は、
挫折した若者達の心を少なからずも捕らえるものがあったのでしょう。
以前も述べたとおり、ドラキュラは西洋社会では異端=反社会的存在としてみなされる。
ドラキュラに扮して歌うピーター・マーフィーは、
若者達には反社会を象徴するアンチ・ヒーローのように見えたのではないでしょうか。
社会が若者達にとって受け入れられない存在だとすると、必然的に反社会性を帯びる。
特にこの時代、イギリスは戦後最悪の不況で、若年失業率も高かったから、
若者達の疎外感は大変強いものだったに違いありません。
そんな時代の空気とうまく同調し、最も分かりやすい形で示したのが、
bauhausではなかったかとわたしは思うのです。

この白塗り・黒装束、つまりゴシックな格好をして歌うというスタイルは、
前述したポジティヴ・パンクの3要素に加えて
ゴシック・ロックという新たなスタイルを作り上げました。

しかしながら、残念なことにすぐにGOTHは廃れてしまいます。
80年代半ばまでには一部のバンドを除いて殆どが解散、
またはアンダーグラウンドでの活動を余儀なくされます。

ですが、完全に廃れたわけではありませんでした。
確かにイギリスでは廃れてしまうのですが、
GOTHは海を越えてアメリカ、及び欧州大陸へと渡り、果ては日本にまでやってきます。

bauhaus以降のGOTHの流れについては次回に。


2007/12/18

おいしーーーいっ

最近ひそかにハマっているものがある。 ↑のお菓子。
実はこれ韓国の『かっぱえびせん』なんです。もちろんキムチ味。
けっこう辛いのですが、よく辛いお菓子のように辛さだけが際立つものではなく、
これはもっとコクのある辛さ。
最初食べたときはあまり辛さを感じないんだけれども、あとでじわじわと来る。
それがしつこくなく、韓国料理を食べているときのような爽やかな辛さなんですね。
しかも、えびの香ばしさとキムチ味がマッチして、日本バージョンよりもすごくおいしい。
韓流にハマっている母が見ていた韓国ドラマにこのお菓子が出ていたのを偶然見つけて
食べてみたいと、近所の韓国食品専門店にて購入。
それ以来、すっかり魅了されてしまい、ときどき購入して食べてます。
値段は200円と割高ですが、すごくおいしいので買って損はないと思います。
辛い物好きの方はたまらないかと。ぜひお試しあれ。

2007/12/17

わっ、わかいなぁ・・・。


最近、the cureのレヴューを書こうといろいろと資料を集めているんですが、
ネットをいろいろ検索しているとロバスミの若い頃の姿にヒットする。
その一枚が↑。
若いなぁ。
なんせ生で見た姿がすでにおっさん(失礼!)だったんで、
こうして若い頃の写真を見るとびっくりするというか。
初めて彼を知ったときがすでに40歳超えていたんで、80年代の彼をよく知らないんですよ。
もちろん写真やらPVも見たことはありますよ。DVDも持ってるし。
でも、時々若い頃の写真を見るとドキッとする。
なんというか、すごーくエイティーンなヒトだったんだなあというか。
the cureを80年代のバンドとみなしたことはないんだけれども、
彼らの姿を改めてみると、もう髪型とかメイクとか服装とか全てが80年代チック。
若い頃のマドンナを見てるみたい。

↓の写真なんて、もう80年代のアイドルみたいなんだもん。


今の洋楽ミュージシャンにたとえると誰なのかなあ。マイケミのジェラルドみたいな感じなのかな?
メイクをしてて、妖艶で、で、ちょっとナルシスティックみたいな。
ヴィジュアル系? どうなんでしょうね?
同時代じゃないんでぜんぜん分からないんですが、
当時のロバスミって日本で(海外でも)どういう扱いだったんでしょうか?
アイドル的な扱いだったんでしょうか? 
それとも、トム・ヨークみたいな不可侵な存在だったんでせうか?
トレントみたいな感じかな? ちょっとミステリアスで、あまり人と接したがらないみたいな。
もし当時を知っている方がいたら教えて欲しいです。

で、現在の彼がコチラ。 ↓↓↓↓↓↓
「妖怪」みたい(汗)。最近壊れっぷりが異常に目立つんですが、大丈夫なんでせうか?

よくこののブログに↑の写真の人が登場しますが、
このヒトはイギリスのthe cureというバンドのロバート・スミス氏です。
日本では、ロバスミと略称して呼ばれています。
the cureって洋楽ファンの人にもあまり知られていない、知る人ぞ知るバンドなんですが、
欧米では超大御所の人気バンドです。
B'zが今年認定されましたが、cureも2004年にロックの殿堂入りを果たしています。
実はスゴイバンドなんです。多くの有名バンドも彼らをリスペクトにあげています。
ちょっといろいろと忙しかったりしてなかなか書く暇がないのですが、
このバンドのことを少し掘り下げてみたいと思ってます。

2007/12/16

chirstmas falls late now・・・

↑の写真は小樽に行ったときに撮ったもの。
実は小樽は私の生まれた場所で、つい最近まで小樽に住んでました。
今も祖母が住んでいるのでよく小樽に遊びに行ってます。

まあ、この季節ですから、どこもかしこもクリスマスですよ。
クリスマスツリーに、クリスマス・ディナー、
クリスマス・プレゼントにありとあらゆるクリスマスに関するものが氾濫している・・・。
そして、私にとっては『地獄の季節』の始まりでもある。
いや、別に恋人がいなくて独りでさびしいクリスマスを過ごさなきゃならないとか
そういう意味ではないですよ。
一応祝ってくれる人もいますが、それ以上に私にとってクリスマスというのは鬼門というか、
苦い思い出がたくさんあるんです。
どうしてかというとですね。わたくし、実は12月25日が誕生日なんですよ~~。
わははは、いっちゃった、いっちゃった、はずかしー。って一体何が恥ずかしいのかって話ですが。
自分でツッコんでしまいましたが、みなさんはどうしてそれがそんなに苦痛なのかとお思いでしょう?
おめでたい日に生まれてよかったんじゃないってお思いの方も多いはず。
とんでもございません!!!
クリスマスに生まれて良かったなんて思ったことなど一度もない。
それどころか理不尽な思いをすることのほうが多い。

まずプレゼント。生まれてこのかた一つしかもらったことがない!
親にとっては、クリスマスと誕生日兼用ということで
プレゼントが一つですむから経済的に助かりますけどねえ、
子供にとっては理不尽極まりないですよ。
他の友達がクリスマスと誕生日に二個もらえるのにですよ。
自分だけ一つってなんなんだって思いますよ。児童虐待かよって!
まあ、確かに仕方がないんですけれどもね。
ウチはそれほど裕福じゃないから。プレゼント一個は仕方がない。

だけれども、それ以上に納得いかないことがあるのですよ。
えー、ホント、クリスマス生まれっていうだけで、他の人が食べれるはずのものが食べられない。
それは『誕生日ケーキ』なんです。
実はわたくし、つい最近までクリスマス・ケーキと兼用でした。
特に子供の頃は、思いっきりクリスマス・ケーキでした。
よくありますでしょ? 子供用の、チョコレートがコーティングされて、
バタークリームがたっぷり入っていて、スポンジがぱさぱさのケーキですよ。
砂糖でできたサンタさんの飾りがあって、
チョコレート・プレートには『happy christmas』と書いてある。
あれをですねえ、わたしは誕生日ケーキとして食べていたんですよ。
ろうそくをちゃんと年齢数分用意して、フツーに誕生日にすることと同じようにふいてました。
そして、それが『誕生日ケーキ』だと子供の私はフツーに思ってました。

ですがねえ、だんだん大きくなってくると、
自分の誕生日が他の人とは違っているって言うことに気づき始めるわけですよ。
小学生になったりすると、友達のお誕生日会に呼ばれたりする。
そうすると自分の食べているケーキが友達のとは明らかに違う。
第一、自分のケーキには『お誕生日おめでとう』なんてかかれていなかった。
じゃあ、自分の食べていたケーキは一体なんだろう?

まあ、気づいちゃったわけですね。『クリスマス・ケーキ』だったっていうことに。
とにかくですね、あのチョコ・プレートに『誕生日おめでとう』
と書かれていたのを見た衝撃はハンパじゃなかったんです。
どうして自分はあのケーキを食べられないんだろうって思いましたもん。

早速家に帰って母親に抗議をしましたよ。
母親もクリスマスケーキじゃもはやごまかせないことに、
すっかり知恵づきやがってと内心思ったことでしょう。
しかし、それでも母は次回の誕生日は誕生日ケーキを買おうといってくれたんですよ。
ところがですよ。これがねえ、そう簡単にはいかなかったんです。

クリスマスが近くなって、母と二人で地元のケーキ屋さんに
『誕生日ケーキ』を買いに行きました。その店は地元でも有名なケーキ屋さんで、
地元の人はそこでクリスマス・ケーキや誕生日ケーキやらを買っていたんです。
で、わたしたち親子もケーキを注文しようとお店に入ったんですよ。

母と私:「あの、誕生日ケーキを作って欲しいんですが…」
店員:「よろしいですよ。いつまでにお作りしましょう」
母と私:「12月25日のクリスマスに作って欲しいんですが…」
店員:「クリスマスですか?」
母と私:「そうですけど、なにか?」
店員:「あの…。大変申し訳ありません。クリスマス時期はクリスマス・ケーキを作らなくてはならないんで『誕生日ケーキ』まで作っている余裕はないんです」

がーん!! がーん! がーん!

私と母は無言で帰宅しましたよ。
そのあと、母は別のケーキ屋さんにも頼んでくれたみたいなんですが、
やはりクリスマス・シーズンということもあり『誕生日ケーキ』は作ってもらえませんでした。
こうして『誕生日ケーキ』を食べるという野望はあっさりと打ち砕かれてしまったんですが、
それからというもの、『誕生日ケーキ』を食べるのをあきらめました。
それでも、数年前、ようやく『誕生日ケーキ』を食べることができたんですが…。

でも、その時のショックは忘れられません。子供だっただけに余計ショックだったというか。

まあ、こんなもんですよ。クリスマス生まれなんて。
第一、クリスマスなんてキリスト教徒のお祭りじゃん。日本人の明らかにクリスチャンでもない人種が、
クリスマス・イブは聖なる夜だとかいって、馬鹿みたいに一喜一憂する。
クリスマス・ディナーはどう考えても割高だし、クリスマス・デートだって情報雑誌に踊らされてる感じ。

おかげで私はいいことなしですよ。
ケーキは食べられないし、プレゼントは一個しかもらえないしで。
とにかくこの西洋人の馬鹿なお祭り騒ぎをなくしてほしいです。

2007/12/14

マツコ・デラックス?!

以前ちょこっとこのブログにも書いたことがあるんだけれども、
ウチの馬鹿カレシが苗場に来たロバスミを見て、恐れ多くも
「マツコ・デラックスに似ている」とのたまい、三日ほど口を聞かなかったことがあった。
いくらデ○だからといって、マツコ・デラックスはねえだろ~と
自分の相方の審美眼にすっかりあきれ果ててしまったからだ。
しかし、mixiで友人達からブログにのせたロバスミの写真を見て、
あろうことか、「マツコ・デラックスだよ~」とウチの相方に賛同する声が続出。
ちなみにマツコ・デラックスとは、↓の写真の左側の人です。
太っている方です。性別はどうなんでしょうかね? 「男」といったほうがいいのでしょうか。
なんでも自称女装マニアだそうです。歯に着せぬ物言いでコメンテーターとしてよくテレビに出てます。

どうなんでしょうかねえ? 私は似ていないと思うんですが。
友人たちがいうには私の眼が腐っているからだとか。
そのあと私の男趣味の悪さ
―KORNのジョナサン・デイヴィスはキモイとか、トレントはデ○(なぜ?)とか―
を槍玉に挙げられ、罵詈雑言の一大非難大会と化してしまったんですが、
確かに↓の写真を見たら、
友人達がいうのもまんざらではないと思うようになって来ました。


ヤバいですね。危機的状況です。なんか顔のパンパン具合がすごくダブるんですけど…。
これ以上擁護できなくなりそうなんですが。どうすればいいんでせう? 御大…。

2007/12/13

あざーっす!!!

いまごろになってお笑いブームが来ているわたくし。
前回タカトシを紹介しましたが、このコンビもすごく好き。

                           ↓↓↓↓↓

そうです。アンタッチャブルです。
彼らもすごーく面白いの。
私的には漫才うんぬんというよりも彼ら二人の際立ったキャラクターが好きというか。
ボケの山崎さんのなんともいえぬほんわかした雰囲気と、
ツッコミの柴田さんの意外にお茶目なところとか。
柴田さんって漫才ではものすごいキレキャラを演じているんだけれども、
プライベートでは動物好きの一面を見せたり
意外に弟思いだったり、普段のキャラとのギャップがすごく好き。
ちなみに柴田さんの弟さんは、ダブルダッチ(縄跳びね)の世界大会で見事優勝。
柴田さんもすごく運動神経がいいし、兄弟そろってとても運動神経がいいんですね。
家系的にそうなのかも。家系的に運痴の我が家とは大違い。かわって欲しいです。

で、柴田さんの弟が優勝したときのニュースが こちら

ちなみに柴田さん、ご自身でブログもやっていてこれがとても面白い。
柴田さんのキレキャラ全開で、ツッコミまくってますw。こちらで見れます。

2007/12/11

買っちゃったO(≧∇≦)O

先日に引き続き文学ネタを。
ずっと欲しいと思っていた本をとうとう手に入れました。
どんな本かというと、こちら↓


意外に思った方も多いでしょう。先日文学とはなんぞやと大口きっていた奴が
なんでこんな子供が読む童話をのどから手が出るほど欲しがるかとお思いでしょう。
確かに仰るとおりなんですが、わたしが欲しかったのは作品うんぬんというよりも、
この本に書かれているイラストがずっと見たかったんです。
イラストレーターの名前はハリー・クラーク。
いったい誰? と思われた方は多いのではないでしょうか?
しかし、創元推理文庫の『ポオ小説全集』を読んだことがある方は
少なからずも彼のイラストを見たことがあるのではないでしょうか?

↑のイラストです。これはポオの『モレラ』という短編からのイラスト。
この絵を見てビアズリーを思い浮かべた方も多いでしょう。
そうです。このハリー・クラークはビアズリーとほぼ同時期に活躍したイラストレーターで
彼の影響は色濃いです。しかし、ビアズリーとは違ってクラークのほうがもう少しクラシカルというか、
彼はもともとアイルランドでステンドグラスの作家として活躍していたので、
ビアズリーよりも古典的で、ゴシックな趣が強いんです。
そこが私的にはツボといいますか、ポオの猟奇的で、耽美的な作品世界に
すごくあっているというか。
実際、クラークはポオ作品のイラストを手がけ、名を上げたことですし。

で、ずっと欲しい欲しいと思っていたのですが、
まあ、試験などもありいろいろと忙しくて買う暇もなく、
またお金もなかったというか。
今月バイト料が入ったということもあり、思い切って買っちゃいました。

カラーイラストなんかも入っていてすごくいいです。大満足。
しかし、やはり初期の作品というだけあってまだビアズリーの影響が強いです。
クラークのあの奇怪な、ともすると露悪的になりがちな過剰な装飾はまだあまり見られない。
まだ描線も細くて、すごくビアズリー的。でも、クラークの個性はすでに出始めている。人物の表情とか。
ビアズリーだと人物はわりと平坦というか、表情をつけないで描くことが多いのですが、
クラークは細かに表情を書く。その表情がまたすごく奇怪でいいんです。
この童話集は、そんなクラークの非凡の片鱗が垣間見ることができます。
ゴスとか、または夢野久作や江戸川乱歩などが好きな人にはおススメです。
実はゴシック・ロックに絡めて取り上げたかったのですが、ちょっとここで取り上げてみました。

彼のイラスト集は残念ながら日本では発売がありません。
外国でも絶版になっているものが多いようです。
わたしは偶然学校の図書館で『エドガー・A・ポウと世紀末のイラストレーション 内田市五郎(1986.11.20/岩崎美術社)』というイラスト集のなかで見ることができたのですが、
この本もAmazonでは売ってはいますが、絶版ということもありすごく高価です。復刊を希望します。

2007/12/10

ヴァージニア・ウルフ

文学ネタを少々。
最近、↓の本を読んでいる。

最近といっても、以前も読んだこともあり、もう何回も読んだりしているんだけども、
この作品だけは飽きないというか。読むたびに新しい発見があったりして、よく読んでいます。

作者のヴァージニア・ウルフはイギリスの女流作家で、
ジェムズ・ジョイスとともに「新心理主義」、いわゆる意識の流れ文学を確立した非常に著名な作家です。
しかし、イギリスを初めとする欧米では非常に高い評価を受けているにもかかわらず、
日本ではあまり有名ではないというか、ジョイスに比べると評価はあまり高くない。
翻訳本が出てもすぐに絶版になっちゃうし、どうしてなのかはわからないんですが。
おそらく「女性」ということがネックになっているんでしょうね。
正直、女性で文学的手法を確立した欧米作家というのは日本ではあまり評価が高くないです。
シルヴィア・プラスもしかり。彼女は欧米ではフェミニズム文学の祖といわれているのですが、
日本では一部の文学者以外知られていません。
まあ、あまり日本では女性の外国人作家というのは高く評価されないものですが、
女性で、文学的手法を提唱するというのは、
女ごときが新しい文学の流れを主張するなんてどーよという意識が、
日本の文壇のなかにあるような気がする。
最近、女性作家の台頭が著しいとかいわれているけれども、
でも、注目されているのはどちらかというと恋愛文学をよく書いている作家だけで
笙野頼子とか多和田葉子みたいな作家は注目されていないような気がする。
二人とも文学評論家の評価は高いみたいですが。

日本の最近の文学には正直あまり関心がなくて、
むしろなんでこんなものが売れちゃうの~みたいな思いがすごく強くて、
特にわたしと同い年の綿谷りさや金原ひとみが芥川賞を受賞したときは
正直驚いたというか、あんな作品が賞をとれちゃうんだと
芥川賞のレベルの低さに逆に衝撃をうけたというか。
たぶん、本を読んでいる人なら分かるけれども、
綿谷りさは山田詠美の若い頃の作品にそっくりだし、
金原ひとみは逆に村上龍の作品にすごく似てるんだよね。
だから、まあ賞をとっても仕方がないといえば仕方がないんですが、
山田詠美と村上龍は二人とも審査員だからねえ。
自分と同じ文学傾向を持つ人を選ぶ気持ちは分からなくもないし。
それよりも、どうして村上春樹は芥川賞をもらえないのか
そっちのほうがずっと問題だと思うんですけれどもね。

と、最近の日本文学には覚めた目で見ているわたくしですが、
このヴァージニア・ウルフの作品はすごく面白いです。
とにかく彼女の視点が面白い。
普通、作品って主人公の視点を中心にして書かれるでしょ?
でも、彼女はいきなり自分(筆者)の視点から書き始めるんです。
映画のように遠景から始まってしだいに主人公にクローズ・アップされて、
そこで初めて物語が始まる。その描写がすごくて。
なんか違うなあと思って引き込まれちゃう。
すごく難解なんだけれどもね。意識の流れを扱う作家って基本的にみんな難解です。
ジョイスやプルーストもしかり。
でも、根気よく読んでいけばすごく面白いですよ。
文学って読みやすい、分かりやすいだけがいい文学だとは思わないの。
時には難解な、作者と格闘するような手応えのある作品を読むことも大事だと思うんです。
確かに読んだ当初はなんじゃこりゃって思うかも知れなけれども、
時が経つと筆者のいいたいことも分かってくるようになるし。
最近流行のケータイ文学とはまた違う面白さがあると思います。
一度難解な作品と格闘してみては?

2007/12/08

( ̄Д ̄;;)ガビーーーーン!

試験も終わり結構時間ができたので、暇なときなどネット・サーフィンに明け暮れることがあるのですが、
海外のサイトには色んな画像がありまして、なかには仰天画像も。その幾つかがコチラ・・・


前にもちょこっとのせたことがあるのですが、これはまた違うヴァージョンの写真です。
今年MTVアワードでのブリ、復活パフォーマンス。 かなりヤバいです( ̄ロ ̄lll)
見事なくびれも、鍛えられた腹筋も見る影なし。
ホットパンツからお肉がはみ出てます。この衣装を着るのはさぞ大変だったことでしょう。
皮膚がのびて、たぷたぷしてる。キモい。

なんでもこのとき、精神安定剤を飲みまくっていたせいで、体が思うように動かず、
パフォーマンス自体もまったく精彩を欠いたものだったとか。
こちらでみることができます。
確かに足元がおぼつかないです。身体もまったく動けていないです。
かつてのブリからしたら考えられないようなパフォーマンス。
なんで出たのでしょうか? お金に困ってるってわけでもないのに。
確かにアルバム等などの発表はありませんが、それでも彼女には相当の印税が入っているそうで、
何でも一ヵ月約8700万円の収入があるのだとか。
それだけのお金があるのなら、リハビリ施設やなんなりに入って
身体をクリーンにしてから復帰すべきではと思うのですが…。
そんなブリにたかるマスコミもマスコミ。
ハイエナにたかるえさのように、ブリをパパラッチして、スキャンダルを生み出そうとする。
まあ、確かに実際にいろんな問題が彼女の周りに起きているし、そのセンセーショナルな内容からもゴシップとしては、かなりのうまみがあるのは承知しますが…。

しかしですねえ。これよりももっとすごい写真があるんです。コチラ↓。



(゜ロ゜; 三 ;゜ロ゜)ヒイイイィィ(゜ロ゜; 三 ;゜ロ゜)ヒイイイィィ

初めてこの写真を見たとき、なにかの凶悪事件を起こした容疑者かと思いました。
そう思われても仕方がありません。ですが、容疑者の写真ではありません。
れっきとしたブリ、その人です。

例のスキンヘッドにしたときの写真です。
どこ見てんのよ! とガンを飛ばしまくってます。
清純派アイドルの面影はどこへやら。坂を転げ落ちるように転落しまくってます。
子役スターのなれはてみたいだなあ。コワい。


ほんの2,3年前まではずっとスリムで、こんなぴっちぴちの衣装をカッコよく着こなしていたというのに。

でもね、この写真、実は微妙にヤバいんですよ。
写真左側のパイオツに注目。かすかに乳輪が見えてません?
露出度の高い衣装ばかりを着ているだけに、たまにポロリと見えちゃうところがあるんでしょうけれども、
でも、実はこの頃から壊れかけてたのかもしれませんよね。

で、ついでにこちらも。
相変わらずすごいバストですよねえ。カップからおっぱいがこぼれ落ちそう。
正直、貧乳のわたしには羨ましい限り。
これ、女豹ポーズというんでしょうか? 野郎にはたまらないポーズなんだだろうなあ。
あどけない表情をしているくせに、身体は豊満って。
よくアメリカ人って日本の男はロリコンだっていうじゃないですか?
でも、ブリを見るかぎり、アメリカ人の野郎だって十分ロリだと思うんですよね。
ヒトのこといえないじゃん。
野郎の女の趣味は古今東西変わらないということを思い知らされたしだい。

ブリトニーについてはもっと突っ込んでいろんなことを書きたいと思っているのですが、
今はちょっと別なアーティストの記事を書くつもりでいますんで、ブリトニーについてはまた日を改めて。
まじめに検証していきたいと思います。

2007/12/06

ヤバくね? Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

the cureの資料検索中に見つけたロバスミ御大の写真…( ̄▽ ̄:)

今年10月のメキシコ公演のものらしいのですが…。
この肥えっぷり、いくらなんでもヤバくねえか? 
いったいどうしちゃったんだろう? おいしいもの食べ過ぎたのかな?
それともレコーディングのストレス?
てか、苗場に来たときよりも太ってません?
苗場で見たときは少なくとも二重あごにはなってはいなかったと思うんですが…(・∀・;)。
黒い服を着てこの状態ということは、フツーの格好をしたらもっとスゴいことになるんじゃないかと…。
正直、これ以上肥大化してもらいたくはないんですけど。
ヴィジュアル的にキツいとか、そういう意味じゃなくて。
健康上あまりよろしくはないのではないかと。
変なビョーキとかになって日本に来てもらえなくなったら困るし。
ただでさえ、次の来日があるかどうか分からないっていうのに。

せめて↓の写真(ほっ、細い!)

ぐらいにやせろとはいわないけれども、少しは減量して欲しい。せめて7キロぐらいは。
難しいんでせうかね? 年取ってくると内臓に脂肪がついちゃうからねえ。
でも、自分の健康のためにも痩せたほうがいいと思うんですがねぇ。
どうなんでせうか? 御大。

こんな美麗なときもあったというのに。

なんかアイドルみたいですよね。18年ほど前の写真らしいんですが。
フランスでは本当にアイドル並みに人気があったみたいですね。
彼らの人気はビートルズ級だとNMEの記事に書かれてありました。

今cureについての資料をいろいろと探しているところです。
年内にはcureをピックアップしていければと思うのですが、いろいろと忙しくて間に合わないかも。
でも、なるべく年内更新を目指して頑張ってゆきたいと思います。

2007/12/05

欧米か!

今彼らにめちゃくちゃハマっている。
いわずもがな、『欧米か!』でブレイクしたタカアンドトシ。
昨今のお笑いブームには冷ややかな眼で眺めていたわたくしですが、彼らだけは特別。
ネタがすごーく面白いの!
面白いといっても、その辺のお笑いグループの作り出すお笑いとはまったく違います。
近頃の「お笑い」ってサムいネタをあえて披露することでしらけた場を作り出し、失笑を買うことで
笑いをとろうとするじゃないですか。
確かにそれはそれで面白いし、新しいタイプの「お笑い」なのかもしれないけれども、
みんながみんな笑えるわけじゃない。なかにはわたしのように「なにこれ?」と思ってしまう人もいるわけで。
でも、タカトシはシラケた笑いをとるような姑息なまねはしない。
誰もが笑えるネタを披露しようとする。驚くほど正統派。
ネタがすごく練られていて、しっかりしている。
例えば彼ら独特の韻を踏んだツッコミ。
「急行か(きゅうこうか)!」→「急降下(きゅうこうか)!」→「求婚か(きゅうこんか)!」→「九個か(きゅうこか)!」と展開してゆくんですが、それがまた面白いのなんのって。
特に中盤から終盤にかけてボケとツッコミが逆転するところなんか、ホント見事としかいうほかない。
自分とは明らかに上の世代の人でも、面白いと思うみたいで。
母も父も大ファンです。家族みんなでテレビを見てげらげら笑っています。

タカの北海道人独特のおおらかさと、トシのちょっと気弱な突っ込みもすごくいい。
同郷ということもあって思い入れもハンパないです。
大泉洋なんかよりも断然応援してます!
頑張ってダウンタウン級の大物芸人になってください!


こっそりと覗いてみてね

2007/12/04

ワーイ。(⌒∇⌒。)三(。⌒∇⌒)。ワーイ

たった今HMVのオンラインショップにて注文して来ました。
cureのDVDを買おうと思って偶然サイトを覗いたら、なんとCD限定販売!の文字が。
速攻で注文しました(^^;
出荷は12月26日のこと。少し遅いクリスマス・プレゼントになりそうです。

今月号のロキ○ンのインタヴューについては別の機会で突っ込むことにして、
全体の感想としては、思わず快哉と叫びたくなるような内容でした。
ざまーみろ、粉川しの!

ツアーの日程も決まったことですし、
来年は日本に来るのかな?
できればFUJIとかに来てもらいたいです。

2007/12/02

…( ̄。 ̄;)

ブリ近影。先日おこなわれた誕生日にて。
復帰するのはかまわないんですけど、その前に痩せてください!お願いします…(涙)。
こんな姿を見せられるのは、ファンとしてもなんともやりきれない。
どんな奇行を繰り広げようとも、ファンでいようと決心したわたくしですが、
正直、ファンでい続ける自信がなくなりました。
ミニスカから覗く太ももの迫力にただびっくり。
この先彼女はどこに向かうんでせうか?

ちなみに↓の写真はまだ痩せていたときのもの。
ピンクのドレスがカワイイ。めちゃくちゃ似合ってるo(≧◇≦*)o
思えばこの頃、一番好きだったというか、ハマっていたころだったなあ。
『inrock』とか買ったりしてたっけ・・・。恥ずかしい過去を思い出します。

ちなみに一緒に映っているのは、いわずと知れた元カレ、ジャスティン。
ジャスティン、すっげー服の趣味悪い。はっきりいってダサいです。
ブリってひそかに男の趣味悪いかも・・・。
元旦那もイケてないというか、雰囲気からしてヤバそうだったもん。
ヒモ的雰囲気がぷんぷん漂っていて、見るからにチンピラ。
どうしてあんな男を選ぶかなあって思っちゃったよ。
でも、ブリにとってはこの頃が一番幸せだったんだろうなあ。
ジャスティンと付き合ってた頃が。

2007/11/30

ねこ鍋




最近、某お笑いグループとともにハマっている「ねこ鍋」
すごーく癒されます。めちゃくちゃカワイイ。
ねこってこういう狭い空間に入るのがなぜか好きですよね。
どうしてだろう?

2007/11/28

GOTHとは何か③~(GOTHの源流:グラム・ロック~ポジティヴ・パンク)

前回GOTHの源流について詳しく説明しました。
GOTHのルーツはサイケデリック・ロックにあると。
しかし、GOTHのルーツは必ずしも一つではありません。
さまざまな要素が絡み合ってGOTHと言うスタイルを形作っているのです。
その大きな柱の一つとなっているのがサイケ・ロック~ネオ・サイケの流れなのです。
そして、もう一つ、GOTHを形作る大きな柱があります。
それがグラム・ロックを源流とするポジティヴ・パンクです。
今回はGOTHのもう一つの源流を紹介したいと思います。
グラム・ロックについては皆さんもある程度はご存知かと思います。
デヴィッド・ボウイが有名ですよね。



↑の写真の人です。
奇抜な格好とド派手なメイクをして演劇的パフォーマンスを繰り広げるという。
これがグラムのスタイルでした。
実は音楽的には目新しいものは何もありません。
ですが、このスタイル、つまり男性がメイクをしてパフォーマンスをおこなうというのは、
当時としてはかなり画期的なことでした。
特に欧米人にとってはかなりの衝撃だったらしい。
皆さんもなんとなくわかるかと思うのですが、
欧米の文化って割と男女の際がはっきりしているというか、
日本だったら歌舞伎などがあるように男性が女装したりするというのは
割と許容範囲だったりするのですが、
欧米人にとっては男性がメイクをするというのは相当の変わり者か、
またはゲイとしてしか見られないという風潮があります。
そういうトランス・セクシャルなものを容易に受け入れられない文化があるようです。
もしかしたらキリスト教の影響があるのかもしれません。
神が創った男女の別は厳格でなければならないという思想が根底にあるのかもしれません。
また中世~近世以降の異端排斥運動によって、ヨーロッパの数多くの土着信仰が排斥されました。
そのなかにアンドロジーナス、つまり両性具有信仰というものがあったらしいのですが、
異端として排除されてしまったらしい。
そのようなことも関係があるのかもしれません。
話が少し逸れてしまいましたが、このグラムのスタイルは当時のフェミニズムの台頭とあいまって
女性だけではなく男性の意識改革にも大きな影響を与えました。
「男でもメイクしてもいいんだ!」と多くの欧米の男性に勇気を与えたわけです。
こうして「メイクをしてパフォーマンスをおこなう」というスタイルはGOTHにも受け継がれます。

それが80年代に登場するポジティヴ・パンクになるわけです。
ポジティヴ・パンクはパンクという名前がついている通り、パンクから派生したものです。
パンクが否定と破壊というネガティヴなイメージを持っていたことから、
もっと肯定的にとらえようという意味合いで「positive=ポジティヴ」とつけられたそうです。
きっかけは82年のフューチャー・フェスティヴァルにダンス・ソサエティ、サザン・デス・カルト、セックス・ギャング・チルドレンという3つのバンドが出演したことでした。
当時フューチャー・フェスティヴァルは新人の登竜門として非常に有名で、
この3バンドが特に評判が高かったことから、その名がついたそうです。
ちなみに日本の当時のマスコミはこの三つのバンドを『ポジティヴ・パンク御三家』と呼んでいたようです。

で、どんな音楽的特徴があるかというと、
1983年当時の『ミュージック・ライフ』には次のように記載されています。

「ポジティヴ・パンクのサウンドやイメージ的な特徴は次のものだ。
①パンクから受け継いだ激しいビート
②演劇やパフォーマンス的要素の強い立体的なステージと、メイクやファッションにも凝るというグラム・ロック的要素を含んだもの
③サイケデリック・ミュージックの影響による耽美的で内向的な精神性と実験的なサウンド・エフェクト」

前回お話した③の要素がここで登場します。
ここで二本の太い柱が一つに合流します。ですが、まだGOTHとは完全には言い切れません。
もう一つ大事な要素があります。
もちろん異教的な要素。これも大事です。
しかし、その異教的な要素を作り出した非常に重要な音楽的要素を見落としていると思います。
それは、当時new waveという大きな音楽的潮流の中で最も革新的で主要な要素であったアフリカン・ダブ、つまり異教的ビートの導入でした。
この要素をゴシック・バンドとして初めて導入したのは、
siouxsie & the banseesではないかと思います。
『hong kong garden』というアルバムで、中近東風のビートが取り入れられているのですが、
彼らの前にはこういった要素は見られません。
これはのちにbauhausを初めとするゴス・バンドにも取り入れられるようになったことからも分かります。
このダンス・ビートの導入を積極的に促したのが、
当時ロンドンにあったゴス・クラブ「batcave」の存在ではなかったでしょうか。
このクラブ、当時は非常に有名で、最先端のゴス・ピープルが訪れるクラブだったようです。
マスコミ関係者も非常に注目していて、
ゴス関係を調べたいときはそこのクラブに訪れると
最先端のゴス情報が得られるともっぱらの評判でした。
クラブで生まれたアンダーグラウンド・カルチャーは時代の最先端となりうるというのは時代の常です。
そして、ポジティヴ・パンクもクラブを中心として発展していった、といえるのではないか。
と思うのですが、いかがでしょうか。
では、ポジティヴ・パンクはどのようにGOTHへと変貌を遂げてゆくのでしょうか。
それはまた次のお題で。

2007/11/27

ごっ、ゴツい・・・(汗)

試験勉強真っ只中の一ヶ月ほど前、休憩中にロキノンを読んでいたときのこと。
何気にページをめくったら、↓の写真がバーンと眼に飛び込んできた。



「かっ、かわええーーー!!! O(≧∇≦)O」

大興奮して、名前をチェックしてみるとpatrick wolf君というそうな。
年齢は…、24歳。
うそっ、 いっこ上じゃん。それでこのルックス。すっげー童顔!!
これは久々のヒットかぁ???
と鼻息を荒くして、動いている姿を見てみようとyou tubeでチェックしたところ。

「・・・・( ̄。 ̄;)」

微妙・・・、てか、ゴツいんですけど・・・。
うーん、やっぱ外人ってむずかしいよな。
「かわいい」って思っても、もともとがゴツい体型の人種だけに
どうしても線が太いというか、なんというか、骨太なんだよね。
あのアジア人特有の線の細さというのがなかなか出せない。
久しぶりのヒットかと思ったのにぃ(TДT)。
それにくわえて、驚いたのは彼の「声」。すーごく低いのぉぉぉ。
ジャ○ーズみたいな顔してるくせに。
まあ、その辺のジャリタレと一緒にしてしまうわたしもどうかと思うんですけれども、
でもね、なんかこれだけ可愛いと期待してしまうじゃないですか。
そういうアイドル的な愛らしさみたいなものを。
でもね、やっぱ、違うわけよ。単純なアイドルじゃないのよね。
ガイジンなんだよね、どこまでいっても。
変な期待をしたわたくしめがバカでした。
やっぱりガイジンのカワイイというのはいないのかなぁ。

ちなみにわたしの中のカワイイ外人ナンバー1は、elijah wood。


↑は「lord of the rings」でフロド役で出演していた頃のもの。
このときまだ18歳。しかも、わたしよりも年上(イライジャは1981年生まれ)。
信じられないほど若い。それに、so cute!!! 
ガイジン(てか白人)でここまで童顔を維持できる人っていうのはなかなかいませんよ。かなりの希少種。
一緒に映画を見に行った母が、当時12歳頃のハリポタのダニエル・ラドクリフと間違えたほど。
でも、そのイライジャも現在はかなり容貌が衰えて、
化物みたいになっているそうな。
この頃の彼が忘れられなくて、現実を直視できないわたくし。

いやん(≡д≡) 、わたしのイライジャが化物なんてぇぇぇ!

と、ひたすら過去のなかに生きております。
白人ってホント全盛期が短いよね。
早くて1年、もって2~3年だもんね。
あのハリ・ポタのダニエル・ラドクリフもすぐにジジイになるんだよ、きっと。
「花の命は短い」というけれども、
白人のハンサムにこれほどぴったり当てはまる言葉もないと思うんですが。

2007/11/26

GOTHとは何か②~(GOTHの源流:サイケデリック・ロック~ネオ・サイケまで)

長らくお待たせいたしました。
ようやく試験も終わり、ひと段落着きましたので、続きを書きたいと思います。

では、我々が『GOTH』と呼ぶ音楽の源流になったものは何か。
これはなかなかに歴史が古く、なんと60年代のサイケデリック・ロックにまで遡ることができます。
サイケデリック・ロックといえば、THE DOORSなんかが有名ですが、
じゃあ、『サイケデリック・ロック』って一体何なの?
ときかれるとこれがなかなかうまく説明できない。そう感じている人は多いかと思います。

サイケデリック・ロックのphychedelic=サイケデリックというのは、
もともとは『心(サイケ)の旅立ち』という意味でした。
その言葉が『幻覚』という意味で広く使われるようになったのは、
1943年、イギリスの製薬会社が偶然ある薬品の製法を発見したことに始まります。
その薬品は『リゼルギン酸ジエルアミド』と呼ばれ、
人間の知覚に多大な影響を及ぼす薬品であることが後に分かりました。

かくして『リゼルギン酸ジエルアミド』略してLSDは、
50年代、欧米の精神医療の分野で利用されるようになり、
主に北米ではサイケデリック療法と呼ばれ、一定の効果を上げたことから、
その名が広がってゆくようになりました。
すごいですよね。ドラッグで治療って…。かえって症状を悪化させそうですが。
とにかく、そのLSDは60年代に入るころには、ミュージシャン達にも服用されるようになります。
もちろん医療法としてではなく、ドラッグの一種としてです。
LSDはその正式名称に酸がつくことから俗称アシッドと呼ばれ、
マリファナと並ぶドラッグの一種としてアーティスト達に一大ムーブメントを巻き起こします。
なんでも服用すると色彩が鮮やかになって、物体が歪んで見えるらしいです。
このドラッグ体験を映像や音にしよう!というのが、『サイケデリック・ロック』なのです。
音楽的特徴はどうかというと、バンドによって多少異なるところがありますが
ここではエフェクトを駆使したエコーのきいた空間的な音作り、という風にしておきましょう。
このぼわっとした多層的で、、意識の遠くところから語りかけるような幻想的な音空間が
これからお話しするゴシック・ロックの重要なキーワードとなるので。

サイケ・ロックは70年代に入るとプログレッシブ・ロックの興隆により一時衰退しますが、
すぐに復活します。
70年代後半にパンクが終わり、
今一度60年代のサイケ・ロックを見直していこうという動きが起こります。
ネオ・サイケ(またはダーク・サイケ)の登場です。
しかし、このネオ・サイケは60年代のサイケデリックとは少々趣を異にしておりました。
60年代のサイケデリックは異世界にトリップすることで
新たな知覚を発見しようとする一種の意識革命であったのに対し、
80年代のネオ・サイケはむしろ現実とは別の異空間にこもることにより、
己の内面を深く見つめていこうとする内省的なものでした。
このように音楽性が変化した背景には、
パンク・ムーヴメントの挫折と密接な関係があるように思います。
UKパンクは、みなさんもご存知の通り、当時のイギリスの社会情勢と無関係ではありませんでした。
二度のオイルショックによる経済不況は、イギリスに高い失業率をもたらしました。
職にあぶれた若者達は街をぶらつくしかほかなく、
その不満の捌け口はどこにも見出せないままでした。
そんな中、彼らのフラストレーションを代弁してくれる音楽が突如ロンドンに現れたのです。
それがセックス・ピストルズやクラッシュに代表されるパンク・ロックです。
しかしながら、そのムーブメントも長くは続くことはありませんでした。
彼らが希望を託した音楽は、何一つ現状を変えることのないまま衰退してゆくことになります。
この現状を変えることができなかった幻滅や失望感、挫折といったものが
若者の心を内側へと向かわせ、沈思黙考できるような静かな音楽を求めるようになったのです。
それがネオ・サイケだったとわたくしは思うわけですよ。
ネオ・サイケの代表的なバンドといえば、エコバニことecho&the bannymenやjoy divisionでしょう。
特にjoy divisionはボーカル、イアン・カーティスの自殺も手伝って
『GOTH』のイメージに多大な影響を与えたことは間違いありません。
特徴的な、スネアのきいたドラムに重厚なベースライン、
暗黒を思わせるエコーのきいた音空間にイアン・カーティスの語りかけるような暗いボーカルは、
ゴシック・ロックの一つの原型を作ったともいえます。
このネオ・サイケが一つの源流となって、やがて次に登場するBAUHAUSが
ポジティブ・パンクという新たなゴシック・ロックスタイルを確立することになるわけです。
ポジティヴ・パンク以降の流れは次回に。

2007/11/17

工事中~その①~プラス、一時復帰。

スイマセン。一ヶ月近くも放置しておいて。
決してブログに飽きたというわけではございません。
院試や行書試験など、ほかにやることがいっぱいありまして
こっちまで手がつかない状況であります。
一応行書試験は終わりました。結果は・・・。
「合格」というのは、まあ一応、当然の結果として、問題は8割以上取れるかということ。
法令よりも、一般常識のほうがヤバイ・・・。ああ、自分の常識のなさが知れようというもの。
ですが、まだ本命の試験が来週に控えておりますので、
復帰までもうしばらくお待ちを。
復帰したら、また装いを新たに再開いたしますので。
一応ちょこちょこと書いていたものを貼り付けときます。
自分、ガンバ!

2007/11/16

工事中…~その②~。

introduse
初めに当ブログは、UK/USロックを愛聴しているわたくし、hender(mako)が、
洋楽に対するあつーい思いや日本の洋楽シーンに対して感じたこと、
疑問に思っていることをさまざまに綴っております。
かなり長文です。毒舌もあり、あなたの好きなアーティストをくそみそにけなすなんてことも・・・。
しかし、なかなか正直にものをいえない昨今、特にこの国においては、人を批判しちゃいかんという風潮がまかり通っています。
ただでさえ市場の狭い洋楽界では殊更にそうかと思います。
とにかくCDを売らなきゃいかん。そのためには、少しでも悪いことは書かないほうが良い。
もちろん洋楽雑誌もレコ会社と繋がりがありますから、
書きたいことも書けずにいるなんてことも多々あるわけです。
しかし、物は考えようで、そういう批判も許されない状況というのは、
ある種日本の洋楽リスナーは「なめられている」わけで・・・。
そういうですね、「なめられている」状況をですね、少しでも打開していこうというのがこのブログの趣旨です。
嫌いなものは嫌い、いやなものはいやというスタンスで書いておりますので、不快に思われること必須。怒り心頭。非難ごうごう。誹謗中傷・罵詈雑言何でも来い!ひんしゅく覚悟で書きますよ。


index
①its 
日頃よく利用するITSで購入した曲についての感想・雑感など。

②音楽雑誌 
ロキ○ンやクロ○ビートなど日本の洋楽雑誌に対するツッコミなど。たまにNMEなどの英語雑誌のツッコミも。 
偏りまくった日本の洋楽界に鉄槌をくわえるという趣旨になっているので、ロキ○ン信者は見ないほうがいいかと思います。 悪口書きまくりです(笑)。

③音楽的雑感 
普段聞いている洋楽について感じたことをつれづれなるままに書くコラム。 
聞いたまま、思ったまま、感じたままを書いているのでかなり不快な文章になることも。 
ブログの本文作成ために使いたいと思っているので、主観的な文章となるのはお許しを。 
私的音楽メモと思ってください。本格的な文章を読みたい方は別のカテゴリを御覧になってください。

③UK/US rock 
現在の洋楽アーティストについてなど。
欧米の音楽ムーブメントやアーティストについての感想。 新譜紹介、アルバム批評など。

④80'S rock 
80年代に起こったnew waveのアーティストやムーブメントの紹介、感想。

⑤90'S rock 
90年代に英米で興隆したオルタナティヴ・ミュージックの紹介。

⑥pop music 
ロック・ファンにはゴミのように扱われているポップ・アイコンを もっと音楽的・社会的視点から真面目に分析してみようという趣旨のコラム。

⑦邦楽 
邦楽アーティストの紹介。洋楽ファンにありがちな洋学偏重を改め、もっと邦楽を聴こうという趣旨。
最近欧米では邦楽の評価が高まってきている。そのことを受けて、邦楽について検証する。

⑧festival 
海外のフェスティヴァルの紹介と感想。

⑨PICK UP 
自分の好きなアーティストの特集。 
第1回のお題はthe cure 
2回目の予定はdepeche modeとなってます。 
3回目以降は未定ですが、 
できれば海外で人気があって、日本ではほぼ黙殺されているアーティストなんかを取り上げたいと思ってます。 REMとかCREEDなんかを。

⑩fuji rock festival'07 
今年初参戦したフジロックの感想。

⑪musicians 
洋楽アーティストの今と昔を写真や動画から突っ込んでいこうというカテゴリです。 
あなたのお気に入りのアーティストの恥ずかしい過去を惜しげもなく暴露しますよ。笑えること必定です。

⑫文学
今読んでいる本の紹介など。文学を中心に。

⑬哲学
哲学マニアの私がおススメする哲学書。哲学って面白いよ。

⑭entertiment
好きな映画やタレントなどの紹介や感想、コラム。

⑮ひとりごと 
音楽以外の日頃思ったことなど。

2007/10/17

GOTHを聞いてみる その①~GOTHとは何か~

昨日辺りから急にGOTHが聞きたくなり、BAUHAUSのCDをPCに入れて聞いていた。
ついでにITSでGOTH系の曲を何曲か買ったり。
正直、あまりGOTHは好きではないのだけれども。

GOTH・・・。みなさんはご存知だろうか。
もしかしたら洋楽ファンにとってもなじみの薄い言葉かもしれない。
たとえ知っていたとしても、欧米のヴィジュアル系でしょ?
と間違った認識をもたれている方は多いはず。
確かにある一面ではV系に近いのだけれども、似て非なる存在で、
GOTHは単純に白塗り、黒のアイライナーの化粧と黒づくめの衣装を身にまとっているだけの人たちではない。

もともとGOTHというのは英語で「gothic」と書き、日本語に訳すと「ゴート人風」という意味になります。
この単語自体に私達がイメージするGOTHのニュアンスは含まれてはいません。
では、どうして「gothic」が「黒づくめの衣装をまとう人たち」という意味に転換したのでしょうか。
そのルーツは、19世紀のイギリスで起こった「ゴシック・リヴァイヴァル運動」にあるかと思います。
もともとこの「ゴシック・リヴァイヴァル」というのは建築の分野ではじまったものでした。
18世紀の後半から19世紀初頭にかけて、イギリスでは12~13世紀のヨーロッパの建築様式、
つまり「ゴシック建築様式」を取り入れた建物が建てられるようになり、
ヨーロッパ中世の建築復興運動として盛んになります。
その運動は19世紀半ばになって建築の世界のみならず、
絵画、文学などあらゆる芸術の分野でも見られるようになりました。
例の『ドラキュラ』や『フランケンシュタイン』等は全てこの時期に書かれてます。
そう、私達が普段ホラー小説と呼んでいるものの原型は、全てこの時期に作られたものなんです。
実は、インテリアに興味のある人なら知らぬものはいない、かのウィリアム・モリスもこのゴシック・リヴァイヴァル運動の提唱者の一人として名を連ねています。
彼の、やたら自然回帰的なインテリアは、
単に自然を愛好するイギリス人的な趣味から生まれたものではなく、
イギリスの近代化・工業化による伝統の崩壊や自然破壊への反動から生まれたものであり、
文明化されていない中世への憧憬を表しているわけです。
つまりgothicとは「ヨーロッパ中世」を表し、今でもそのニュアンスはあまり変わっていない。

1980年ごろ、イギリスのパンク・ムーヴメントが一段落したころ、
小説「ドラキュラ」のような白塗り・黒装束の格好をして歌うミュージシャン達が登場してきた。
その流れを当時ポジティヴ・パンクと呼んだが、
その元祖と呼ばれるのが、前述したBAUHAUSというバンドなのです。
このバンドは今の日本ではあまり有名ではないと思う。
アメリカではまだ根強い人気があって、マリマンなんかそうとうな影響を受けていると思うんだけれども、
母国イギリスでは「キワモノ」扱い。まるで恥辱の過去のように扱われております。
しかし、ぜんぜん非難されるべき対象じゃないし、
若気の至りみたいに簡単に片付けられるものでもない。
このバンドを初めとするムーブメントが現れなかったら、
おそらく今の日本におけるヴィジュアル系もなかっただろうし、
欧米でのネオ・ゴスのムーブメントもなかったのだから。
単に「キワモノ」扱いするのではなく、もう少し突っ込んだ検証が必要である、
とわたくしめは思うわけですよ。

じゃあなんで彼らはこんな「ドラキュラ」みたいな格好をして歌うのか。
これは私見なんだけれども、キリスト教と関係があるような気がする。
ちょっと次のバンドの名前をよーく見て欲しい。

christian death、the cult、the load of the new church・・・。

なにか共通点が思い浮かびませんか。
そう、全てキリスト教にちなんだ名前になっているんです。
ここが重要なポイントではないかと思うわけですよ。
日本人にはぴんと来ないけれども、
キリスト教というのはヨーロッパ人にとっては未だに重要な位置を占めており、
その教義に縛られている人はまだ多い。
特にカトリック圏ではまだローマ教会の力が強いから、色々とうるさい面もある。
びっくりするだろうけれども、アイルランドなんて最近まで離婚が許されなかったんですよ。
キリスト教の重圧というのは想像以上に厳しいものなんです。
この自分達を抑圧するキリスト教的価値観に対するアンチ・スタイルが、
「GOTH」だと私は思うのですよ。

ドラキュラ、フランケンシュタインとは、
小説でもお分かりの通りみんなの嫌われ者として登場するわけで、 キリスト教から見れば異端ですよ。
そして、この異端というのは「黒魔術・悪魔崇拝」とも無関係ではない。
ヨーロッパ中世において(というかおそらく今でも)異端というのは「反キリスト」を表し、
「黒魔術・悪魔崇拝」とほぼ同義でした。
悪魔崇拝といえば、ヤギの頭をした悪魔や「サバト」なんかを思い浮かべますが、まさにその世界ですよね。
この悪魔崇拝とロックは意外な共通点がある。
カウンター・カルチャーとなりうるという点で。まあ、ツェッペリンがいい例ですけれども。
すなわちGOTHにおける白塗り・黒装束=ドラキュラとは「異端」を表し、
彼らはあえて異端を演じることで、既存の価値観へのカウンター・カルチャーとしての役割を担っているのですよ。
それがアメリカへ渡るとWASP的価値観に対するアンチ・テーゼへと変換されると。
そういう視点から見ると、マリマンのパフォーマンスも違って見えてくるはず。
GOTHもなかなか捨てたものではないと思うでしょ?

じゃあゴシック・ロックというのはどういう音楽スタイルを持っているか。
それは次回のお題ということで。

2007/10/12

不快と毒舌を取り違えてはいけない。

「ゴルファー上田桃子ブログ炎上で謝罪」スポーツ‐ゴルフニ�:

yahooのHPを見ていたときに偶然この記事を見つけた。
なんでも上田桃子が「情熱大陸」で発言したことが大問題となり、謝罪したらしい。
実は私もこの番組を見ていた。
私は彼女が例の発言をしたとき、正直「すごいことを言う娘だなぁ~」と思った。
にもかかわらず、さほど不快は感じなかった。
彼女がこう発言したことの裏には、障害を抱えた姉を支えるため
少しでも家計の負担を減らしたいという強い思いがあったためで、
前後の文脈をしっかり分かっていれば、それほど非難されるべき内容ではなかったかと思う。
しかし、それでも彼女には問題があったと思う。

最近、20歳前後の若い才能のある人たちの不用意な発言が目に付く。
沢尻エリカもしかり、亀田兄弟もしかり。
考えてみれば自分とほぼ同世代の子達ばっかなんだけれども、
私達って「自己主張はいいことだ」と教えられてきた世代だから、
自分のスタイルを貫くのがカッコいいとか、より個性的なほうが素敵と感じている人は多い。
多くの人がこれらの若い人たちに非難を浴びせる一方で、
私達の若い世代は逆にかっこいいと思ったりもする。
上田桃子に対してさほど不快感を感じなかったのはそのせいなのだけれども、
でも、毒舌と不快とを取り違えてはいけないと思う。

世の中にはわざと人を非難するようなことを言って大衆を刺激する人もいる。
いわゆる「毒舌家」と呼ばれる人たちだが、
その人たちは 確かに不遜な態度を取ったりするけれども他人に不快感は与えない。
あくまでも世相に対する皮肉を「不遜」という態度や言葉にこめているだけなのだ。
そこにはユーモアがあり、大衆への共感がひそんでいる。
しかし、沢尻エリカなどの発言・態度は明らかに「毒舌」とは程遠いものであり、
他人に不快感を与えるどころか、他人を嘲笑しているようにさえ感じられる。
「自己主張」というより「わがまま」に映ってしまう。
どうやら私達の世代は「自己主張」ということをとり間違えているようだ。
むしろ「自己主張」の真の意味をわかっていないのだと思う。
スポーツ界は競争の厳しい世界であり、より強い自我がないととてもやっていけない世界なんだろう。
ましてや国際レベルの協議だと外国人と対等に渡り合うためには、
必然的に自己を強くしなくてはいけないのも分かる。
それでも、イチローや松井などの選手が果たして上田桃子のような発言をしたことがあったろうか?
やはり彼女たちは若さゆえの未熟さがあったんだと思う。

自分もこのブログを始めて、結構きわどい発言をしたりしているけれども、
時にはあえて挑発的なことを書いているけれども、
自分の書いていることが他人に不快を与えていないか、始終考えている。
まあ、これを読んでいる人はそう思えないと思っているかもしれないけれども。
少なくとも自分なりには考えているつもりです。
たとえ素人が書いているものとはいえ、
そういう自分の書いていること、発言していることに責任が持てないようでは、
人様に自分の発言を読んでもらう資格はないと思うから。

戦後のアメリカ文化の輸入によって、
私達は自由放任とか個人主義とかを謳歌することができるようになったけれども、
いつからか意味を取り違えているようになってしまった。
これを機会に、今一度「自己主張」のあり方を考えてみるべきではないか。

と、私は思うのでした。

2007/10/03

ミュージシャンって・・・part2

勉強の合間の休憩時間に『crossbeat』を見ていた時のこと、一枚の写真が眼に飛び込んできた。
                   


「誰、このオヤジ?」
こんなメタボなオヤジ、ミュージシャンにいただろうかと訝しげに思いながら、
写真の下に掲載されたいた記事を読んでびっくり。

でっ、デクスター??? (・∀・;)

このヒト、デクスターなの???
そうなんです、このおっさん、何を隠そう、あのオフスプことoffspringのデクスター・ホランドだったんです!!!

うっ、うそでしょーーー!!!!

私は人目もはばからず、絶叫してしまいましたよ。
がーん、がーんとショックが頭の中を駆け巡り、しばし茫然。思考停止。

信じられーん  Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!!!!! 

だって、だって信じられます? こんなメタボな、腹出てるオヤジがあのoffspringなんて。
『hit that』や『kids aren't all right』のクールで、硬派な名曲を作ったヒトが、
こんなオヤジなんて。
絶対、絶対信じられない!!!
これじゃあデクスターならぬデブスターじゃん
オフスプ、大好きなのに。アルバムだってたくさん持ってるのに。
なんで、なんで・・・とすっかりショックに打ちのめされていたものの、
考えてみれば、当方、オフスプのメンバーの素顔を見たことがなかったことに気づいた。
だって、だってさあ、メンバーの写真って、ここ最近みんなこんなのばっか ↓↓↓↓


↑↑↑↑ なんだもん!!! 素顔なんて分からないよ。
硬派で、クールなあんちゃんたちだと信じていたのに。
そして更に追い討ちをかけたのは、同雑誌の別ページに載っていた↓の写真・・・・


どうしてよ・・・。私は思ったね。

どうして外人のミュージシャンってみんな若い頃の体型を維持できないの !!!

なに? バンドで成功して食う物に困らなくなって、
栄養偏りっぱなしのジャンク・フードばっか食べてこうなったの?
それとも最近のバンドはみんな健全になってドラッグとかで身を堕としたりしなくなったから、
健全な生活をしてきた結果、こんなに太ったっていうのか????
どうして、どうして、どうしてーーーー!!!!
仮にも自分の姿を衆目にさらすのが商売でしょう? 
いい音楽を作ってりゃいいってわけじゃなくて、ヴィジュアルだって大事でしょうが。
ロック・スターってのはみんなに夢を与える存在なんだよ。
もちろん、セックス、ドラッグ&アルコールじゃなくてさ。
時には若い子達の憧れとなり、ファッション・アイコンになったり、時代の顔になったり、世界を救うヒーローや、女の子たちにとっては擬似恋愛の対象になったりする。
そういう存在がロック・スターなんだよ。
なのに・・・、なのにぃぃぃ。
この堕落っぷりはなんなのよ。
身体にとことん甘いことをした結果がこうなったって感じじゃんか。
もう信じられない!!!
本当にアメリカのミュージシャンってこんなのばっか。
だいいち、私が最も好きなミュージシャンの、kornのジョナサン・デイヴィスだって、昔は


こおんなにカッコよかったのに。
『freak on a leash』を歌っていた頃は少なくとも痩せていた。
現に『freak~』のPVを見て、ジョナサンの事を好きになったぐらい。
昔は無敵なほどカッコよかったんだよ 。゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン
それなのに、現在のジョナサンといえば・・・・↓↓↓↓↓


・・・・・…( ̄。 ̄;)

何なの。そのパンパンに膨らんだ、アンパンマンみたいな、デカイ顔わ!!!
しかもジョナサン、明らかにロバスミ御大よりも太るスピードが速い!!!
だってジョナサン、これでもまだ35だよ。信じられる? キムタクと同い年だよ?
御大だって35ぐらいのときはここまで肥えてなかった。まだ細かった(写真とPVで見ただけだけれども)。
それなのに、ジョナサン、御大よりも年老いてしまってどう見たって45にしか見えないよ。
信じられない。どうしたらこんなの太れるのか、そっちのほうが不思議。
DVDで見たように、クリスピー・クリーム・ドーナツの超あっまいドーナツをたらふく食べたからなんだろうか?(大箱二つを5人のメンバーで食してました…)
確かにアメリカの食い物って何でも甘いからな・・・って、そんな同情している場合じゃない!!!
アメリカのミュージシャンのみなさん。いや、洋楽のミュージシャンの皆様方。
極東の黄色いサル顔の娘たちは、まだ見た目とかルックスで音楽聴いてる低俗な連中です。
お願いですから、もう少し頑張って痩せてくださひ・・・ (TロT)

2007/09/29

あ"ー、読みたい・・・

最近、まったく本を読んでいない。
いつもなら月に10冊近くは本を読む当方。
ここ2、3ヶ月は勉強に追われて、まったく本を読んでいない状態。
にもかかわらず、本屋に行くと読みもしないのに本を買ってしまい、未読の本がどんどんたまって、しかもその本を間近に見ながら勉強しているから、余計フラストレーションがたまるばかり。
先日後輩より『ハリ・ポタ』七巻をとうとう読破しましたと聞かされて、
思わず発狂しそうになった。
いいなー、いいなー。

面白かった?と聞いたら、すごく面白かったとのこと。
しかし、ラストは予想通りとのこと。
古今東西のファンタジーの傑作の一番おいしいところを剽窃したような作品だからな。 容易に想像はつく。
基本、『ハリ・ポタ』シリーズは日本語版は読まない。以前読んだときに、あまりの邦訳のひどさに日本語版を読むのをやめた。
多少時間がかかってもいいからと全ての巻を原書で読むことにしている。
そんなに難しい英文ではないし、自分の英語力を鍛える上でもいいかなと実益も兼ねて読んでいるんですが・・・。
しかし!!! しかしですよ。いっちょまえにかっちょいいことを言っていますが、
私の英語力はみなさんの英語力に多少毛が生えた程度で、まったくをもってお粗末なもの。
普段英雑誌を読んだりしているとはいえ、その読む進度は日本語よりも当然に遅い。
邦訳なら4時間もあれば読めるハリ・ポタも原書で読むと、1時間30Pが精一杯。
分からない単語がいっぱい出てくるし、やはり生ものの英語だから、時には文法をはしょって表現することもある。その行間を読み取るのが非常に大変。
知らない単語は前後の文脈から読み取るからいいとして、問題はやはり文法。
作者のローリングさんの文章って正直へたくそじゃありません?
結構文法の誤りとか多いし、それに英文のタブーとされている受動態の多用が多いような…。
アメリカ人の友人曰く、より口語を意識しているからそうなったのだろうとのこと。
でも、明らかに前後の文脈とは違う構文がちらほらと。
トールキンやC.S.ルイスを読んだときは、すんなり読めたのに。
この二人の英文は本当に素晴らしいんですよ。日本人の私にも素晴らしさが分かる文法の美しさ。
彼らの文章を読んで、自分の習っている英語は少なくとも間違いじゃないと思ったものです。
しかし、ローリングさんは…。どうなんでしょうね? 
結構英文学を原書で読むのが好きで、ローレンスやV・ウルフとか読んだりしてるんですが、
なんか文章の質が違う。やはりローリングさんの英文はより現代風なんでしょうか?
ネイティヴでもない、帰国子女でもない、日本のお粗末な英語教育しか受けていない者には厳しいんですが…。

2007/09/10

ミュージシャンって・・・

今日学食で友人と昼食をとっていた時のこと、
話がイギリス映画のことになって、イギリスの俳優ってかっこいいよねと私がいうと
友人曰く 「いったい誰?」
私:「ショーン・コネリーでしょ? アンソニー・ホプキンスでしょ? マイケル・ケインに、ジェレミー・アイアンズかな」
友人一同、いっせいに凍りつく。
私:「どうしたの?」
友人たち:「『おじさん』じゃん。いや、おじさんじゃないよ、『おじいさん』じゃん」
私:「え? でも、みんなかっこいい人たちばっかだよ。演技もうまいし」
友人:「でもさ、もっと若い人だっているでしょうが。オーランド・ブルームとかさ」
私:「オーランド・ブルームね、忘れてた。かっこいいよね」
友人:「せめて、ジュード・ロウとかユアン・マクレガーとかいって欲しかったよ」
私:「そういえば、クリスチャン・ベールもいたね。あの人、カッコよくない?」
友人:「だから、趣味が渋すぎるって!!!」
などど、くだらない会話をして、えらく友人たちを狼狽させていたのだが、
考えてみると、自分の男の趣味ってすごくジジイばかりというか、おっさんが多いなということに気づいた。
トレントは今年42歳だし、ジョナサン・デイヴィスも35。ロバスミ御大にいたっては48歳・・・
おじさんだ・・・。みんなおっさんばかりだ!!!!
もしかして、自分、ジジ専か?
いや、でも、一応うちのダーは年上だけれども、2つしか違わないしな。
たぶんジジ専ではないと思うけれども・・・。
しかし、そもそもミュージシャンってイケメン自体少なくないか?
あんま頭に浮かばないんですけど。
カート・コバーンとかかな? でも、ああいうのをかっこいいっていうんだろうか?
トム・ヨーク・・・。うーん、ああいうアルビノ系もなー。しかも、ひそかに『白痴顔』って呼んでるし(爆)。
クリス・マーティン。まあ、かっこいいちゃあ、かっこいいかもしれないけれども、嫁が気に入らん。
クリス・コーネル・・・。くどすぎる。
あとはいったい誰だろう? あんまり思いつかない。
デイヴ・グロールはギョロ眼だし、レッチリに関しては論外で(爆)、リンキンは・・・、ビミョー。
あと考えられるのは、昔のスウェードとか、デーモン・アルバーンぐらい。
意外なほどミュージシャンてイケメンがいない。
しかも、ことに最近のミュージシャンってイケメン率がどんどん低くなってないか?
特にemo勢はどう考えても、ブサイクばっか。しかも、なぜかみんなぽっちゃり体型。
グッシャーのマッデン兄弟も、FOBのパトリックも、マイケミのジェラルドもみんな、ロックミュージシャンは痩せているという暗黙の了解をことごとく破って、肥大化のかぎりを尽くしている。なんで?
UK新人勢にいたってはもうヒドイの一言。その辺の工場で働いていたあんちゃんがデヴューしたみたいな汚いなりで、しかもすっごくダサいというか。
イギリス人って絶対に田舎モンだよね。はっきり言ってみんなブサイクだよ!!! 
あれで「キャー、かっこいい」とかぬかしている同世代の女たちのほうが許せん。
って、おまいら、眼ん玉腐ってんのか?
イギリス人=白人=かっこいいという単純な図式はもう当てはまらないような気がする。
絶対今の日本人のほうが洗練されていて、かっこいいし、しかもおっされー。
今のイギリス人にはないものばかりだ。
もっとイギリスの音楽業界も、若くて、顔のいい奴らを連れてきたほうがいいよ。
だからといってthe horrorsは認めんけど。あの人たちってビジュアル系でしょ? 
ゴスじゃなくて、ヴィジュアル系だよ!!! 
絶対に日本のビジュアル系に影響を受けているって思うのは私だけ?

私が唯一の「男前」と思っているミュージシャンがこちら ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=H-ASvd9gGas

オーランド・ブルームを10歳としをとらせて、渋くした顔。めっちゃかっこいいっす。
男前っていうのは、こういう顔のことをいうんだよ。

2007/09/08

最近のお気に入り

最近よく聞いているCDを写真に撮ってみました。
こうして広げてみると、自分の趣味の雑多性がそのまま出てるなぁ。
自分の耳で聞いていいと思ったものを聞いているんで、
こういうことになっちゃうんですね。
ほんとに音楽には眼がないというか、クラシックもぜんぜんOKですから。
モーツァルト・フリークだし(^^;
しかし、よく見ると90年代に出たやつばっかだな。
いや、実際、自分、かなり90'Sが大好きで、
特に90'Sのアメリカ・オルタナには萌えっぱなしなんですよ (≧∇≦)キャー♪
90年代のアメリカ・オルタナ・シーンって日本ではあまりよく取り上げられていなかったようだけれども(アーティスト単体ではなく音楽シーンとしては)、
個人的には80年代のイギリスnew waveに匹敵するほどさまざまな新しい音楽的試みをするアーティストが多産された、実りの時代。
アメリカにとってグランジは、イギリスにとってのパンクと同じだったんだろうと思う。
カート・コバーンの死で迎えたグランジの終焉は、
アメリカ・インディ・ロックに多大な影響を与えたのみならず、
いかにグランジを乗り越えるかということが至上命題だったはず。
今フツーに私たちが聞いている、ミクスチャー・ロックやヘヴィ/ラウド・ロックなどはまさに90年代の産物といっていいほど。
マイク・パットンのような奇才からマリマンのような変人まで個性豊かなスターたちが数多く登場したのもこの時代。
90年代も捨てたものではない!!! 
ということで80'Sに引き続き90'Sという新しいカテゴリを作ってみました。

2007/09/06

日本の洋楽雑誌について思うこと。


今年フジロックに参戦したこともあり、ここ数ヶ月日本の洋楽雑誌を買いまくっている。
日本の雑誌はめったに買わない当方。洋楽についての情報はほとんど海外の雑誌やサイトから得ているのだが、こうやってたまに日本の雑誌を買うと、首をひねりたくなるようなことばかりが書かれていて辟易する。
もともと日本の洋楽雑誌を信じるほうではない。
ロキノンにいたっては、「お前はNMEの回し者か!!!!」といいたくなるほど、NMEの受け売り、垂れ流しに驚く。
ロキノンが必死になって宣伝するUKバンドはほとんどといっていいほど、NME辺りがプッシュしているものばかり。
昨今、UKバンドがブームらしいが、それはロキノンがNMEに偏っているから。
イギリスの音楽状況しか伝えられず、アメリカで数年前から起きていた音楽ブームは完全に忘れ去られ、逆に1年以上経ってから伝えられるという信じられない状況。
the killersなんてイギリスでもブームになっていたにもかかわらず、なぜか見落とされ、
彼らが向こうで話題となってから1年も過ぎてようやく記事に載るっていったい…。
emoブームに関してはもうあきれるばかり。
アメリカ本国だけでのブームということもあるんだろうけれども、記事にされるどころか、
いまごろになってようやくemoのミュージシャンを取り上げたりして、本当に頭が痛くなる。
マイケミが奇跡的に日本で取り上げられたのは、
それこそイギリスの音楽雑誌がこぞって彼らをプッシュしていたから。
自主性も、主体性の欠片もない、イギリスで流行っている音楽はすべて正しいと思って取り上げている、妄信にも似た馬鹿っぷり。
ロキノンっていつからNME東京支部になったんだ? もとからそうなのか?
と思って、昔のロキノンを引っ張り出して読んでみたんだけれども、
確かに眼を覆いたくなるようなヒドイ記事ばかり。
ブリット・ポップは完全にNME辺りから引っ張ってきてるでしょう、あれ。
しかも、堂々と雑誌にNMEの表紙載せたりしてるものねえ。
オアシスVSブラーって。何も一緒になって対決を煽らなくても…。
「be here now」が史上最高の傑作って何よ? オアシスに匹敵できるのはもはやビートルズしかないって何? いったい何考えてんだ?
そうやって一生懸命西の田舎の島国の音楽シーンを追っている合間にも、太平洋の向こう側では別な音楽シーンが活況を呈していたにもかかわらず、まともに取り上げられることもなくて。
そもそもスマパンの「mellon collie~」が日本でまったく売れなかったのだって、
ロキノンやクロスビート辺りが無視したからでしょう。
faith no moreとか取り上げられたことってあったの? レイジやリンプが取り上げられたのもずいぶん遅くになってからだったような…。

日本の音楽雑誌が一番悪いなと思うところは、特にロキノンに感じることなんだけれども、
自分たちで音楽を開拓できないところ。
イギリスの音楽シーンを至上のものと捉えすぎて、イギリスの今を伝えれば、
自分たちの役割を果たせていると考えている。
でも、それって正しいことなのかな? 
ドイツやフランスの音楽雑誌なんか見ていると、そういうことはあまりなくて純粋に好きなもの、
自分たちの耳に合うものを取り上げたりして、
ブームとか無縁のところでしっかりと洋楽を見つめているような気がする。
ここでこんなことを書くのはどうかと思うけれども、ドイツで日本のdir en greyが非常に高く評価されているのも、単なるブームとしてではなく、ドイツ人にとって合う音楽として認知されているからじゃないの? 
日本だって昔は海外の雑誌の垂れ流しじゃなかったはず。
少なくともLAメタルに関しては、独自の耳を持って音楽を開拓していたこともあったのでは?
ボンジョビやMR.BIGなんかは日本発のブレイクでしょう? 
私はLAメタルは大っ嫌いだけれども、少なくともロキノンの馬鹿イギリス至上主義者よりかはBURRN!!のライターたちのほうを高く買うね。
日本のオルタナ系のライターだってもう少しそういうことをしてもいいんじゃないだろうか。
じゃないといつか日本の洋楽シーンは飽きられてしまうと思う。
自分と同世代の若い子が、単なる流行として洋楽を聴くのであれば問題はないけれども、本当の洋楽愛好家がこの先育ってゆくかはどうかと思う。
こんな音楽の伝え方をしていたのであれば、洋楽シーン自体も衰退し、果ては自分たちの雑誌の売り上げまで下がってしまうのではないだろうか。
この先若年層の人口はどんどん少なくなってゆくのに、30代40代の成熟した洋楽ファンを取り込んでゆかないと、先がないような・・・。
それよりもグッシャーのマッデン兄弟を可愛いとかいっている後輩の先行きが不安なんですけれども・・・(いや、あれはきっと80年代のロバスミ御大と一緒の感覚なのかも)。

2007/09/03

夢じゃなかろうか?


このブログをはじめてから、音楽について書きたいことが次々と溢れてきて
整理がつかない、わたくし。
でも、なるべく一つ一つ書いていこうとは思ってます。
近日中にいろいろと公開する予定なので楽しみにしてください!!!
(ってだれもいないとは思うが)

9月に入り学校も始まり、いろいろと忙しくなりそうな予感。
カレンダーを見て、もうフジから1ヶ月過ぎたんだあと思って、
当時のことを思い出そうとしてみたんだが、これがまったく思い出せない!!!!
あの伝説のライブも、ロバスミ御大の歌う姿も、演奏する様も、
それに何より肝心の歌と演奏が思い出せない!!!
もちろん曲は思い出せますよ。どんな曲をやったかとか。
でもね、どういう風に歌って、演奏していたかまでは分からないんですよ。
重箱をつつくように頭の隅々まで記憶をつついて、
思い出そうとするんですが、 不思議なほどなにも覚えていない。
そのくせ、紫色に漂う煙幕のなかに突如現れた鳥の巣頭とか、
ベーシストがやたら腰を屈めてベースを弾いてたところとか、
微妙なところばかり、しかも、変にはっきり覚えていたりする。
きっと、あの時、自分でも気づかないほど興奮しまくっていたんでしょうねえ。
もしかしたらもう二度と見ることはできないかもしれないから、
なるべく冷静に、しっかりと彼らの姿を眼に焼き付けておこうと思ったのですが、
焼きつくどころか、そんな余裕すらなく、
ただ彼らの姿を見れたというだけで満足しちゃった(^^;
気がつくと、記憶なしですよ、あーた。
あー、御大。教えてくださいよお、あなたは本当に苗場に来たんですか?
私たちの前に現れて、歌を歌ったんですか?
あれは夢じゃなかろうか? そう思うこのごろです。

追記―BUZZを読んで。
粉川しのにもの申す。30代、40代だけがcureのファンだと思うな! 
自分のように「disntegration」や「wish」を聞いた頃が
10代、20代だった頃の人間だけがcureを待ってたように思わないで欲しい。
私のように「bloodflowers」や「the cure」からファンになった20代だっているんだから。
そうやって自分たちマスコミが、cureは30代、40代しか聞かないと変な偏見を作り出すから、
余計日本で売れなくなるんじゃん! 
単独公演して欲しいのなら、ちゃんと若いファンも
聴いているんだということを宣伝して欲しいです。

2007/09/01

80'sは古い?

某サイトでいろいろと書き込みをさせていただいたときのこと。
私がおもむろに書いた、「new orderは今の雰囲気にぴったり」というコメントに、
new waveがリアルタイマーだった多くの方々から反響をいただいた。
自分のような20も年下の若造が、
80年代の音楽が今の雰囲気にぴったりってどんだけ~~~???
という風に思われたのだろうか?

ただ私としては現在英米で特に話題になっているニューウエイヴ・リバイバルの流れで、the killersやthe braveryなどをよく聞いていたため、
彼らのベタで、直球な80'Sサウンドに耳慣れていたせいか、
new orderやjoy divisionを聞いてもさほど違和感を感じなかったのだが、
どうやら私のその反応が、80年代に青春時代を過ごした方々にとっては、新鮮だったらしい。

そのことに逆に私は驚いてしまった。
前述の通り、今英米ではニューウエイヴ・リバイバルというのが流行っていて、
interporlやkillersなどのバンドが積極的に80年代の音楽的要素を取り入れて、
新たなサウンドを作り出している。
80年代はロックにとって不遇の時期といわれていたが、
必ずしもそうではなく80年代初頭には
かなりの実験精神溢れたロックバンドが数多く存在したものだ。
それらはすべてポスト・パンクという括りでくくられたが、
音楽的には共通するものは何もなく、
とにかくパンクでなければ何でもいいというごった煮精神で、
それぞれのバンドがさまざまな音楽的可能性を試していた。
おそらくそのもっとも代表格が、セックス・ピストルズから生まれたP.I.Lなのだろう。
パンクの創始者であるジョン・ライドン自らが、パンクに終止符を打ったこのバンドは、
ポスト・ロック、つまりはニュー・ウエイヴの扉を開くこととなる。
この時代に生まれた音楽は、実はたくさんある。
フツーに私たちが聞いているインダストリアル・ミュージックも
もともとはこの時代に登場した、イギリスのthrobbing gristleというバンドがはじめたもの。
アフリカのファンクビートやダブの積極的な導入は
後のハウスミュージックへと繋がったといわれているし、
不遇どころか、多種多様な音楽のの豊穣の時代だったんです。
90年代に入って80年代の音楽はいったん衰退したものの、
21世紀にはいって子供の頃80年代の音楽を聴いて育った世代が、
こぞって80年代の音楽を引用し始めています。
joy divisionとの親和性を感じさせるinterporlやeditors。
new order をこよなく愛するkillersに、gang of fourを引用しているかのようなbloc partyなど。
80年代に青春時代を送った世代と、
今のニューウエイヴ・リバイバルの世代とはつながる部分があるんです。

決して80年代に青春時代を過ごした方だけの音楽ではない。
今の若い世代にも十分伝わるものがあるはず。
事実、自分もかなり80'Sは面白いと思って、いろいろと音源を開拓しているところです。
というわけで、前置きが長くなってしまいましたが、
80年代のロックについてもいろいろと語っていこうと思います。

2007/08/26

~むかか 無花果 むかか~


音楽ネタからはなれた話を少々。

お昼に「むかか」を食べてみた。
むかかというのは書いて字のごとく無花果。
そう、イチジクのことです。
イチジク、ドライフルーツやタルトとしては食べたことがあったんだけれども、生で食べたことがなかったのよ~~。
朝買い物に行ったら、たまたま安売りしていたので
よっしゃあ食べてみようと思い、買ってみました。
しかし、買ったはいいものの、生で食べるのは初めてなので、どうやって皮をむいたらいいのか分からなくて・・・ (^^;)
へたの部分を折って皮をむいて食べなきゃならんのに、反対側から皮をむいて最初食べていたのよ。
そうしたらぜんぜん皮がむけなくて・・・(汗)。
一生懸命フルーツナイフで皮をむきながら食べていたら、
母が、それはそうやって食べるものじゃないでしょうと皮のむき方を教えてもらい、ようやくちゃんと食べることができました(笑)。
生で食べたイチジクは、クリーミーな桃といったテイスト。
外側は白くて、なかはピンク色になっているんです。
そのピンク色の部分が果肉部分というか、いちばんおいしいところみたいです。

このイチジク、非常に聖書と関連のある食べ物として知られていて
創世記にも「知恵の実」として登場します。
なんでもあの例のりんごの木は、実はイチジクの木だったらしい。
なぜかというと、当時の中東にはりんごの木はまだなかったそうで、
入ってきたのは聖書ができてからずっと後なんだとか。
聖書学者たちの間で論争になっているそうです。
またアダムとイブはその葉で局部を隠したことから、貞操を象徴する植物として知られています。

でも、食べてくとどんどん舌がぴりぴりしてくるんですよ。何でだろう?

2007/08/25

フジロックフェス'07 反省会

再びフジロックを振り返って反省会を少し。

もっとフェスを楽しみたかった。これにつきます。
暑さにやられっぱなしでそんなところではなかったんですよ。
ボードウォークにも行きたかったし、いろんなイベント見たかったし、
ゴンドラ乗りたかったし、いろんな人と交流したかったし。
それにもっとたくさんのアーティストを見たかった!!!!
もしcureとかぶってなかったら、yo la tengoとかfauntains of wayneを見てたろうし、
レッドにもホワイトにも行きたかったのよ(涙)。
あとは、食事。
おいしそうなもの、たくさん売っていたのに、
食欲がなくてまったく食べれなかった(涙)。
あそこのカレー、おいしそうだったなとか、
オアシス食堂のピザのチーズのとろけ具合がよかったとか
帰ってきて、そんなことばかりを思う毎日(結局それかい!!!)
でも、フェスの雰囲気というものは十分味わえたし、
次回行くときはもっとフェス自体を楽しみたいです。

2007/08/24

ロバスミ御大!!!


私がもっとも敬愛する天才の一人、ロバスミ御大のフジロックでの雄姿を。
すごいです。背後から妖気が漂っております!!!
人の領域をとっくに踏み越えて、魑魅魍魎の世界へと足を踏み入れております。
三輪○宏サンの一族の一人です。でも、マリマンの一族ではありません。
マリマンは彼の弟です(爆)。
ねね、すごいでしょ? museなんか比べものにならんでしょう(笑)?
もうヴィジュアルだけで十分勝ってます!!! 
フジで彼の姿を初めて見たひよっこどもはみなドン引き!!! しておりました。